目次
油を使って調理する
にんじんに豊富なβ-カロテンやビタミンAは脂溶性ビタミンです。これらの栄養を効率良く摂り入れるためには、炒め物や和え物などで油と一緒に摂ることがポイントです。そのため、油炒めや揚げ物などににんじんを取り入れると効率良く栄養を摂り入れられますよ(※2,3,15)。
ゆで汁ごと食べる
β-カロテンやビタミンAが脂溶性ビタミンである一方、ビタミンCやカリウムは水溶性の成分で水に溶ける性質があります。そのため、ゆでると栄養がゆで汁に溶けだすことに。
損失を抑えるためには、スープやあんかけなどにんじんをゆで汁ごと食べられる料理にしましょう。(※3,5,7)
損失を抑えるためには、スープやあんかけなどにんじんをゆで汁ごと食べられる料理にしましょう。(※3,5,7)
皮をむかずに調理する
にんじんの皮には食物繊維、カリウムが豊富に含まれています。栄養を余さずに摂りたいときは、皮をむかずに調理するとよいでしょう。千切りにしたナムルやしっかりと煮込んだ煮物、カレーにすれば皮をむかずに調理してもあまり気にせずに食べることができますよ。(※11)
管理栄養士おすすめ!にんじんの栄養を逃さないレシピ7選
調理時間20分
材料
栄養情報(1人あたり)
341kcal
11.9g
28.2g
9.7g
8.4g
1.8g
にんじんをピーラーでひらひらにして、豚肉と甘辛く炒めるしょうが焼きです。にんじんがたっぷり食べられますよ。にんじんを皮つきのまま使うことで皮の栄養も逃しません。油を使って炒めるので、脂溶性のβ-カロテンやビタミンAを効率的に摂ることができます。(※2,3,15)
にんじん1本をまるごとすりおろし、鮭と炊き込むごはんのレシピ。色鮮やかで食卓が華やぎますね。にんじんをゆでると水溶性の成分は溶け出てしまいますが、炊き込むことでビタミンCやカリウムの損失を抑えられます。(※5,7)
こちらはたっぷりのほうれん草とにんじんで作るナムルです。韓国海苔を加えることで海苔の旨みとごま油の香りが合わさり、箸が止まらないひと品に。ごま油で和えるので、脂溶性のβ-カロテンやビタミンAを効率的に摂れます。(※2,3,15)
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