ライター : 渡辺 りほ

管理栄養士

学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成や食に関する指導に従事した経験から、子どもたちだけでなく幅広い世代への「食育」に興味を持つ。現在は在宅WEBライターとして、栄養学…もっとみる

豆苗ってどんな野菜なの?

豆苗とは、えんどう豆が発芽してできた若い葉と茎を食べる緑黄色野菜です。ほうれん草に似たほのかな甘みが特徴で、ほかのスプラウトの食材よりも茎がしっかりしています。しゃきしゃきとした食感で、食べ応えがあります。生で食べても、さっとゆでておひたしにして食べてもおいしいです。

根付きの豆苗は、一度カットしても残った根の部分を水につけておくと約1~2週間でもう一度収穫できます。(※1)

豆苗の旬はいつ?

豆苗の旬や産地は、栽培方法によって異なります。スーパーで流通されている多くの豆苗は水耕栽培(ハウス栽培)のため、年間を通して収穫されています。一方、露地栽培のものは、3月から5月にかけての春が収穫期といわれています。(※2)

豆苗に含まれる栄養と効果効能

豆苗の栄養

  1. 老化を抑制する「β-カロテン」
  2. 代謝をサポートする「ビタミンB群」
  3. 骨の形成を助ける「ビタミンK」
  4. 肌の健康維持に欠かせない「ビタミンC」
  5. 赤血球の生成に必要な「葉酸」

老化を抑制する「β-カロテン」

豆苗100gあたりには、β-カロテンが3,100μg含まれています。β-カロテンはプロビタミンAともいわれ、体内でビタミンAに変わります。ビタミンAは目や皮膚の健康維持に役立ちますよ。

さらに、β-カロテンは活性酸素から体を守る、抗酸化作用をもつことが明らかになっています。活性酸素が細胞を傷つけることで引き起こされる、老化を抑えるのに役立ちますよ。β-カロテンは油と一緒に摂ると吸収が高まるため、油を使った調理がおすすめです。(※3,4,5,6)

代謝をサポートする「ビタミンB群」

豆苗100gあたりにはビタミンB1が0.17mg、ビタミンB2が0.21mg、ビタミンB6が0.15m含まれています。これらはビタミンB群と呼ばれ、エネルギー代謝に関わる栄養素です。

ビタミンB群は水に溶けやすい性質があります。ビタミンB群を無駄なく摂るには、豆苗を過剰に水で洗ったり、長時間ゆでたりするのを避けるとよいでしょう。(※3,7)

骨の形成を助ける「ビタミンK」

豆苗100gあたりには、ビタミンKが210μg含まれています。ビタミンKは、血液の凝固や骨の形成に関与しています。コラーゲンの合成を促し、骨の質をよくする作用も期待できますよ。腸内細菌で合成されるため、体内で不足しにくいのが特徴です。

ビタミンKは脂溶性ビタミンで油に溶けやすいため、油と一緒に調理することがおすすめです。(※3,8)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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