ライター : 土田 綾乃

管理栄養士

芽キャベツの栄養や効果効能

β-カロテン

芽キャベツには、100gあたり710μgのβ-カロテンが含まれています。

β-カロテンは体内でビタミンAに変わる栄養素で、強い抗酸化作用があります。細胞の傷害に影響のある活性酸素の生成を抑えるため、老化対策に役立ちますよ。(※1,2,3)

ビタミンB群

芽キャベツには、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、パントテン酸などのビタミンB群が含まれています。

ビタミンB群はエネルギーを作るために必要な栄養素で、レバーや肉、魚などの動物性食品に多く含まれています。ビタミンはほとんど体内で作ることができないので、食品からしっかり摂取しましょう。ビタミンB群が不足すると、疲れやすくなったり、風邪をひきやすくなったりするので注意が必要です。(※1,4,5)

ビタミンC

芽キャベツには、100gあたり160mgのビタミンCが含まれています。

ビタミンCには、毛細血管や歯などを正常に保つ作用がありますよ。不足すると、血管がもろくなり、出血を起こすおそれがあります。(※1,6)

ビタミンK

芽キャベツには、100gあたり150μgのビタミンKが含まれています。

ビタミンKは、血液凝固に関わる重要な栄養素です。不足すると、血液の凝固に時間がかかり、出血が止まりにくくなる場合が。また、丈夫な骨を作るために必要な栄養素でもありますよ。ビタミンKは、野菜類、肉類、豆類などに多く含まれています。(※1,7)

食物繊維

芽キャベツには、100gあたり5.5gの食物繊維が含まれています。

芽キャベツには、不溶性食物繊維が比較的多く含まれているのが特徴です。不溶性食物繊維には整腸作用があり、便秘対策に欠かせない栄養素です。また、ナトリウムや脂質などを体外に排出するため、血圧の上昇や肥満対策に役立ちますよ。(※1,8)
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