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わらびの栄養と効果効能
わらびの栄養素についてご紹介します。わらびはアクの強い食材なので生で食べることはできないため、ゆでた状態の成分量を明記しています。
食物繊維
ゆでわらびには100gあたり3.0gの食物繊維が含まれています。
食物繊維は消化されずに大腸まで到達し、身体の中で有用なはたらきをします。便の体積を増やして腸を刺激し、排便を促します。また、大腸内の細菌によって発酵・分解されて腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えるのに役立ちます。
(※1,2,3)
食物繊維は消化されずに大腸まで到達し、身体の中で有用なはたらきをします。便の体積を増やして腸を刺激し、排便を促します。また、大腸内の細菌によって発酵・分解されて腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えるのに役立ちます。
(※1,2,3)
β-カロテン
ゆでわらびには100gあたり160μgのβ-カロテンが含まれています。
抗酸化作用をもち、活性酸素の発生を抑え取り除く作用があります。
β-カロテンは「プロビタミンA」とも呼ばれ、体内で皮膚の粘膜の健康を保つビタミンAに変換されます。また、薄暗いところで視力を正常に保つ役割があります。(※1,4,5)
抗酸化作用をもち、活性酸素の発生を抑え取り除く作用があります。
β-カロテンは「プロビタミンA」とも呼ばれ、体内で皮膚の粘膜の健康を保つビタミンAに変換されます。また、薄暗いところで視力を正常に保つ役割があります。(※1,4,5)
ビタミンB2
ゆでわらびには100gあたり0.05mgのビタミンB2が含まれています。
ビタミンB2は「発育のビタミン」とも呼ばれ、子供の成長促進に欠かせない栄養素です。糖質、脂質、たんぱく質の代謝をサポートするというはたらきもあります。
また、皮膚や爪など細胞の再生にも関与し、不足すると口角炎や口内炎などの症状がみられることがあります。(※1,6)
ビタミンB2は「発育のビタミン」とも呼ばれ、子供の成長促進に欠かせない栄養素です。糖質、脂質、たんぱく質の代謝をサポートするというはたらきもあります。
また、皮膚や爪など細胞の再生にも関与し、不足すると口角炎や口内炎などの症状がみられることがあります。(※1,6)
ビタミンE
ゆでわらびには100gあたり1.3mgのビタミンEが含まれています。
ビタミンEはβ-カロテンと同様に抗酸化作用をもち、活性酸素が作り出す過酸化脂質の生成を抑えて血管の健康を保ちます。不足すると、血行不良や冷え性などを起こしやすくなります。
光に弱いため、塩漬けや乾物のわらびは直射日光の当たらない冷暗所で保管しましょう。(※1,4,7,8)
ビタミンEはβ-カロテンと同様に抗酸化作用をもち、活性酸素が作り出す過酸化脂質の生成を抑えて血管の健康を保ちます。不足すると、血行不良や冷え性などを起こしやすくなります。
光に弱いため、塩漬けや乾物のわらびは直射日光の当たらない冷暗所で保管しましょう。(※1,4,7,8)
カリウム
ゆでわらびには100gあたり10mgのカリウムが含まれています。
生の状態では100gあたり370mgと豊富に含まれていますが、水に溶けやすい性質をもつため、ゆでると多くが流出します。
カリウムは、細胞の浸透圧を調整するはたらきをもつ重要なミネラルです。体内のナトリウムを体外に排出する作用があり、塩分の摂り過ぎを調整します。(※1,9,10)
生の状態では100gあたり370mgと豊富に含まれていますが、水に溶けやすい性質をもつため、ゆでると多くが流出します。
カリウムは、細胞の浸透圧を調整するはたらきをもつ重要なミネラルです。体内のナトリウムを体外に排出する作用があり、塩分の摂り過ぎを調整します。(※1,9,10)
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