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にんじんの栄養や効果効能について
にんじんの根の栄養
- 抗酸化作用がある「β-カロテン」
- 目の健康維持ににかかわる「ビタミンA」
- 便秘対策に役立つ「食物繊維」
- 体内の塩分排出を促す「カリウム」
抗酸化作用がある「β-カロテン」
にんじんの根には、100gあたり8,600μgのβ-カロテンが含まれています。
β-カロテンは体のなかでビタミンAに変換される栄養素で、皮膚や粘膜の健康を維持する作用があります。ビタミンAとしての機能以外では、β-カロテンは抗酸化作用、免疫を強める作用などがあることが報告されています。(※1,2)
β-カロテンは体のなかでビタミンAに変換される栄養素で、皮膚や粘膜の健康を維持する作用があります。ビタミンAとしての機能以外では、β-カロテンは抗酸化作用、免疫を強める作用などがあることが報告されています。(※1,2)
目の健康維持にかかわる「ビタミンA」
目の健康にかかわるビタミンAは、にんじん100gあたり720μg含まれています。
ビタミンAは目や皮膚の粘膜の健康維持や、薄暗いところで視力を保つことに関わっている栄養素です。不足すると暗いところで目が見えにくくなったり、皮膚や粘膜に乾燥や角質化があらわれたりすることがあります。(※1,3)
ビタミンAは目や皮膚の粘膜の健康維持や、薄暗いところで視力を保つことに関わっている栄養素です。不足すると暗いところで目が見えにくくなったり、皮膚や粘膜に乾燥や角質化があらわれたりすることがあります。(※1,3)
便秘対策に役立つ「食物繊維」
便秘対策に役立つことで知られる食物繊維。にんじんには、100gあたり2.8g含まれています。
にんじんに多く含まれる不溶性食物繊維は、便のかさを増やして腸を刺激し、スムーズな排便を促すはたらきがあります。腸内でビフィズス菌を増やすのに関わるため、腸内環境を整えるのに役立ちますよ。(※1,4)
にんじんに多く含まれる不溶性食物繊維は、便のかさを増やして腸を刺激し、スムーズな排便を促すはたらきがあります。腸内でビフィズス菌を増やすのに関わるため、腸内環境を整えるのに役立ちますよ。(※1,4)
体内の塩分排出を促す「カリウム」
細胞内で重要な役割をもつミネラルのカリウムは、にんじんの根100gあたり300mg含まれています。
細胞の浸透圧の調節や、水分を保つはたらきのあるカリウム。体内の塩分(ナトリウム)の排泄を促す作用があるため、食塩の摂り過ぎが気になる方は積極的に摂るようにしましょう。(※1,5)
細胞の浸透圧の調節や、水分を保つはたらきのあるカリウム。体内の塩分(ナトリウム)の排泄を促す作用があるため、食塩の摂り過ぎが気になる方は積極的に摂るようにしましょう。(※1,5)
にんじんの葉の栄養
- 美容に欠かせない「ビタミンC」
- 胎児の発育に必要な「葉酸」
- 骨や歯の形成・維持に役立つ「カルシウム」
- 赤血球を作る「鉄分」
美容に欠かせない「ビタミンC」
にんじんの葉100gあたりには22mgのビタミンCが含まれています。
ビタミンCはコラーゲンを作るために欠かせない栄養素で、皮膚の健康を維持するはたらきをもつことから、美容ビタミンとして知られています。さらに鉄の吸収をサポートしたり、ストレスから体を守って病気への抵抗力を高めたりするはたらきもありますよ。(※6,7)
ビタミンCはコラーゲンを作るために欠かせない栄養素で、皮膚の健康を維持するはたらきをもつことから、美容ビタミンとして知られています。さらに鉄の吸収をサポートしたり、ストレスから体を守って病気への抵抗力を高めたりするはたらきもありますよ。(※6,7)
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