実はすごい緑黄色野菜!しその栄養とおすすめアレンジレシピ5選

刺身のつまや薬味として食べることが多いしそ。さわやかな風味があって清涼感のあるすっきりした味が特徴の香味野菜ですが、実は栄養素を多く含んでいるすごい食材なんですよ。そこで和製ハーブであるしその栄養とおすすめのアレンジレシピをご紹介します。

2019年7月30日 更新

しそとは?

特有のさわやかで強い香りと辛みがある「しそ」は、和製ハーブと言われる緑黄色野菜です。漢字では「紫蘇」と書きますが、中国で漢の時代に子どもが蟹を食べて食中毒になり、赤じその葉を煎じて飲ませると回復したことに由来しています。

中国から日本に伝わったしそは多くの品種があり、なかでも赤じそ、青じそは食用にされています。青じその若葉である大葉や実は刺身の添え物や、冷奴などの料理の香味付け、魚のくさみ消しなどに使われています。

赤じそは梅干しの色付けやしそジュースに、穂じそや実は刺身のつまに使われています。また種子からはしそ油が採れます。

しその旬と産地

しその旬はいつ?

しその旬は青じそも赤じそも5月から7月ごろまでで、6月が最盛期です。この時期には路地物が出回ります。赤じそはこの時期しか手に入りませんが、青じそ(大葉)は主要な産地では温室栽培がおこなわれており、1年を通して手に入れることができます。

しその産地

しその主な産地は愛知県で、赤じそも含めるとしそ全体で全国の約4割の量が収穫されています。ついで静岡県、大分県となっています。

しその栄養価は?

β-カロテン

しそにはカロテンやビタミン群、ビタミンCなどが多く含まれています。特にβ-カロテンの含有量は野菜の中でトップクラスで、しそ100gあたり11000μg含まれています(※1)。

β-カロテンは体内で必要なビタミンAに変換される脂溶性のビタミンです。ビタミンAの主要成分レチノールは、目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、抵抗量を強める働きがあります。

ポリフェノール

しその特有の香りは、精油成分のペリルアルデヒドというポリフェノールによるもの。強い防腐作用と殺菌作用があり、臭覚を刺激して胃液の分泌を促し、食欲を増進させたり、食中毒の予防にも効果があるといわれます。

また種子に含まれるルテオリンは、抗アレルギー成分としてアレルギー症状を軽減する効果があると言われています(※2)。

ミネラル

ビタミン以外の栄養素はカルシウム、鉄、食物繊維、カリウムなどのミネラルを多く含んでいて、しそ100gあたりカルシウム230mg、鉄1.7mg、カリウム500mgが含まれています(※1)。

カルシウムは骨や血を作る主要な成分で、細胞の分裂や血液の凝固、神経の働きや筋肉の運動など、生命の維持に幅広く重要な役割をしています。

鉄は赤血球を構成するヘモグロビンの材料となり、体中に酸素を運びます。 ナトリウムとともに細胞の浸透圧を維持するカリウムは、体内の余分な塩分を尿へ排出を促進し、血圧をおさえる効果があると言われています。
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製菓衛生師/Raico

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