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体にいい?果物の柿の栄養成分をチェック
さっぱりとした甘みがあり、そのまま食べても干し柿として食べてもおいしくいただける柿。そんな柿にはどんな栄養が含まれているのかご存じでしょうか?
柿には、食物繊維や糖質のほか、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。柿1個にどれくらいの栄養が含まれているのか、詳しくみていきましょう。
柿には、食物繊維や糖質のほか、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。柿1個にどれくらいの栄養が含まれているのか、詳しくみていきましょう。
柿の栄養成分表
栄養素 | 柿に含まれる量 | |
100gあたり | 1個(正味180g)あたり | |
---|---|---|
カロリー | 63kcal | 113kcal |
たんぱく質 | 0.4g | 0.7g |
脂質 | 0.2g | 0.4g |
糖質 | 14.3g | 25.7g |
食物繊維 | 1.6g | 2.9g |
ビタミンA | 35μg | 63μg |
ビタミンC | 70mg | 126mg |
カリウム | 170mg | 306mg |
柿には食物繊維やビタミンC、カリウムが豊富に含まれていますね。食物繊維は柿1個あたりに2.9g含まれています。また、柿1個あたりにビタミンCは126mg、カリウムは306g含まれていますよ。
柿1個あたりのビタミンC量は、30歳~49歳の一日の推奨量である100mgを超えているので、意識して摂りたいときにはうれしいですね。(※3)
柿1個あたりのビタミンC量は、30歳~49歳の一日の推奨量である100mgを超えているので、意識して摂りたいときにはうれしいですね。(※3)
柿の渋み成分は「タンニン」と「シブオール」
柿の渋みはタンニンという成分の収れん作用によって感じられます。渋柿に含まれるタンニンは柿タンニンと呼ばれ、唾液に溶けることで渋みを感じますよ。タンニンは、コレステロール値を下げる作用が期待されています。
また、シブオールという成分も柿の渋みを感じさせる成分で、タンニンの一種です。シブオールはアルコールの分解にはたらくため、二日酔いによい作用があります。(※4,5)
また、シブオールという成分も柿の渋みを感じさせる成分で、タンニンの一種です。シブオールはアルコールの分解にはたらくため、二日酔いによい作用があります。(※4,5)
柿の栄養に期待できる効果効能
効果効能
- きれいな肌作りに役立つ
- 血圧を正常に保つ
- 便秘対策
- 抗酸化作用
1. きれいな肌作りに役立つ
柿に豊富に含まれるビタミンAには、皮膚の健康を保つはたらきがあります。また、ビタミンCには肌の透明感を維持するはたらきや、シワ対策に役立つ作用がありますよ。
タンニンにはメラニンを生成する細胞の増殖を抑えるはたらきが期待でき、肌を守る作用や肌を白く見せるのに役立ちます。どれもきれいな肌作りには必要な成分ですね。(※4,6,7)
タンニンにはメラニンを生成する細胞の増殖を抑えるはたらきが期待でき、肌を守る作用や肌を白く見せるのに役立ちます。どれもきれいな肌作りには必要な成分ですね。(※4,6,7)
2. 血圧を正常に保つ
柿に含まれるカリウムや柿の渋み成分であるタンニンには、血圧を下げるはたらきがあります。血圧を気にしている人は、積極的に摂りたい成分ですね。
特にタンニンは、柿の実だけではなく柿の葉からも摂取することができます。柿の葉をお茶にした「柿の葉茶」も活用してみましょう。(※1,8,9)
特にタンニンは、柿の実だけではなく柿の葉からも摂取することができます。柿の葉をお茶にした「柿の葉茶」も活用してみましょう。(※1,8,9)
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