ライター : 佐々木 梓

管理栄養士

妊産婦食アドバイザー、インナービューティーダイエットアドバイザー。医療機関の管理栄養士として、乳幼児から高齢者まで幅広い対象者に向けた食事カウンセリングをおこなう。料理教室…もっとみる

柿の栄養と効果効能

β-カロテン

柿には100gあたり、420μgのβ-カロテンが含まれています。

年齢を重ねたり、紫外線やストレスの影響を受けたりすると、活性酸素が増え老化の原因になります。β-カロテンは、体内で増えた活性酸素から体を守る抗酸化作用がある栄養素です。

また、β-カロテンは体のなかで必要な分だけビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康をサポートする役割があります。(※1,2,3)

食物繊維

柿には100gあたり、1.6gの食物繊維が含まれており、その多くは不溶性です。

不溶性食物繊維は、水分を吸収して便のかさを増すはたらきがあります。それにより、腸が刺激されてスムーズな排便を促すため、便秘対策に役立つ栄養素です。また、水溶性・不溶性どちらの食物繊維も、腸内の善玉菌のエサとなって腸内環境を整える作用があります。(※1,4)

マンガン

柿には100gあたり0.5mgのマンガンが含まれています。

マンガンは、骨の形成に関わるほか、さまざまな酵素の材料になったり、酵素を活性化したりするはたらきのある栄養素。糖質や脂質を代謝するために必要となる酵素や、抗酸化作用のある酵素の材料になります。(※1,5)

ビタミンC

柿は100gあたり、70mgのビタミンCを含みます。

ビタミンCは強い抗酸化作用がある栄養素で、活性酸素から体を守るはたらきがあります。活性酸素は老化の原因となる物質。細胞を傷つけるほか、LDLコレステロールが酸化し、血管が老化するもととなります。ビタミンCを摂って活性酸素から細胞を守ることで、老化対策につながります。(※1,2,6,7)

カリウム

柿は100gあたり、170mgのカリウムを含みます。

カリウムは、体内の塩分(ナトリウム)を体の外に排出する働きがあり、塩分の摂りすぎによるむくみの対策につながります。また、老廃物の排出や、体液の正常化を促すはたらきがあるので、長時間の座りっぱなしによるむくみが気になるときにも、積極的に摂りたい栄養素です。(※1,8,9,10)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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