酸化から体を守る「ビタミンE」

ししとう100gあたりに含まれるビタミンEは1.3mgです。

ビタミンEは、体内の脂質の酸化を抑えて体を守るはたらきがあります。生活習慣や加齢が原因となる体の不調の対策におすすめの栄養素です。うなぎやたらこなどの魚介類、アーモンドにも含まれていますよ。(※1,8)

食欲を増進させる「カプサイシン」

カプサイシンは、ししとうや唐辛子に含まれる辛み成分で、少しの量であれば唾液の分泌を促して食欲を増進させます。摂りすぎると胃腸の粘膜が荒れてしまうので、食べすぎには注意が必要です。

乳製品を一緒に摂ると、辛さをやわらげてくれますよ。(※9)

毛細血管を強くする「ビタミンP」

ビタミンに似た役割を持つため、ビタミン様物質と呼ばれているビタミンPがししとうに含まれています。毛細血管を強くしたり、免疫力をアップしたりするのに役立ちます。(※10,11,12)

ししとうの栄養を効率的に摂り入れる調理法

ポイント

  1. 油と組み合わせる
  2. 生のまま食べる

油と組み合わせる

脂溶性のβ-カロテンやビタミンEが豊富に含まれるので、油と組み合わせる調理がおすすめです。炒め物や天ぷら、揚げびたしなどで食べると、脂溶性ビタミンの吸収率がぐんとアップしますよ。(※4,8)

生のまま食べる

ビタミンCは熱に弱く、加熱調理により分解されます。生のまま食べることで、無駄なくビタミンCを摂取できますよ。また、水に溶けやすい性質もあるため、水に長くさらさず、さっと洗うようにしましょう。(※7,13)
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