ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

ししとうは生でおいしく食べられる!

Photo by 稲吉永恵

ししとうは生でもおいしく食べられます。特に6月〜8月の旬の季節であれば、歯切れのよい食感やフレッシュな風味を存分に楽しめますよ。「ししとうとクリチのバジル生ハム巻き」は、ししとうのほろ苦さと赤パプリカの甘み、生ハムの塩気とクリームチーズのまろやかさが絶妙なバランス。

「ししとうのピクルス」はそのまま食べるだけでなく、刻んでタルタルソースに入れたりドレッシングやトッピングに使ったりと活用法がたくさんなんです。どちらもワインによく合うので前菜やおつまみに重宝します。

甘酸っぱいドレッシングで和える「ししとうの中華サラダ」はししとうのほろ苦さが苦手な家族ももりもり食べてくれますよ。

ししとうを生でおいしく食べるコツ

  1. へたや種が硬い場合は、外すと食感がよくなる
  2. クリームチーズやツナ缶、ドレッシングなど、相性抜群な油と合わせる
  3. 生育条件によって稀に辛みが強いものに当たる場合があるため注意する
ししとうのへたや種が硬い場合は、カットして外すことで食感や口当たりがよくなります。小さめの若いししとうなら、外さずに使ってOKですよ。

ししとうは油との相性がとてもよいです。クリームチーズやツナ缶、ドレッシングなどと組み合わせるのがおすすめ。特有のほろ苦さや青っぽさが気にならなくなりますよ。

生育条件によって稀に辛みが強いししとうに当たる場合があります。注意して調理しましょう。

1. おつまみに。ししとうクリームチーズの生ハム巻き

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調理時間 5
ししとうとクリチのバジル生ハム巻きは、前菜にぴったりのひと品。ししとうのほろ苦さは、甘みのある赤パプリカやクリーミーなクリームチーズを組み合わせることで食べやすくなります。バジルの風味がさわやかで相性抜群ですよ。白ワインと合わせてどうぞ。

材料(2〜3人分)

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作り方

1.ししとうがらしと赤パプリカを切る

ししとうがらしを切る様子

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ししとうがらしはよく洗い、へたを切って縦半分に切り、5mmほどの小口切りにします。
ししとうがらしと同じサイズにカットした赤パプリカ

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赤パプリカはししとうがらしと同じサイズにカットします。

2.ししとうがらし入りのクリームチーズペーストを作る

クリームチーズとししとうがらし、パプリカを混ぜる様子

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クリームチーズに1を混ぜます。

3.バジルと生ハムで巻く

生ハムの上にバジルとペーストをのせたもの

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バジルを広げて2をたっぷりのせ、生ハムの上におきます。
生ハムでペーストを巻く様子

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生ハムで巻いて皿に盛り付け、エクストラバージンオリーブオイルを回しかけて完成です。

野菜ソムリエ直伝レシピのポイント

  1. 苦みのあるししとうがらしと甘みのあるパプリカを同じサイズにカットする
  2. バジルがない場合は、大葉で巻いたりそのままのせたりしてもGOOD

2. 使い道たくさん!ししとうのピクルス

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調理時間 10
*漬け込む時間を含みません
保存期間:冷蔵で1週間

ししとうのピクルスは、クセになる味わいで箸休めにうってつけです。甘酸っぱいピクルス液がししとうがらしの中までしっかり染み、さっぱりとして絶品ですよ。そのままつまむのもおすすめですが、カットして漬けておけばドレッシングに入れたりサラダのトッピングにしたりと使い道がたくさんです。

材料(作りやすい分量)

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