【やよいひめ】(群馬県)

群馬県生まれの「やよいひめ」は、「とねほっぺ」と「とちおとめ」を交配したものを育成し、さらに「とねほっぺ」を掛け合わせたいちご。サイズが大きく、果皮は明るい赤色で、少しオレンジがかっていて光沢があります。果実がかためで日持ちがよく、痛みにくいのが特徴。甘味が強く、酸味はまろやかなのでそのまま食べて楽しめます。

【章姫(あきひめ)】(静岡県)

「章姫(あきひめ)」は、「久能早生」と「女峰」を交配して生まれたいちご。「紅ほっぺ」の生みの親である静岡県の萩原章弘氏の名前から一文字取って名付けられました。果皮も果肉もやわらかく、ジューシー。口当たりがよくやさしい甘さで、細長い円錐形が特徴です。

【ひのしずく】(熊本県)

1995年から8年間かけて品種開発された熊本県オリジナル品種「ひのしずく」。熊本のきれいな水といちごのみずみずしさをイメージして名付けられました。果実が大きく、艶があって外観が美しいいちごで、甘味があり酸味が少ないタイプ。香りがよくジューシーで、日本だけでなく海外でも人気の品種です。

【甘味と酸味のバランスよい】いちご8種

【とちおとめ】(栃木県)

1996年に登録されて以来、全国で食べられている人気のいちごです。鮮やかな赤色をしており、形はきれいな円錐形。甘味と酸味のバランスがよく、とてもジューシーです。果肉がかためなので日持ちがよく、収穫直後は特に香りが強いことも特徴。名前には、栃木のイメージといちごの持つ女性らしさ、多くの人に親しみを持たれるようにという願いが込められています。

【紅ほっぺ】(静岡県)

市場にも多く出回る「章姫(あきひめ)」と「さちのか」を交配し、誕生したいちごです。果皮も果肉も赤く、ほっぺが落ちるくらいおいしいということから名付けられ、2002年に品種登録。少し縦長の長円錐形をしています。甘味と酸味のバランスが絶妙で、濃厚な味わい。そのまま食べることはもちろん、練乳や砂糖などを付ける食べ方もおすすめです。

【さがほのか】(佐賀県)

大粒の「大錦」と味と香りに優れた「とよのか」から生まれた品種です。大変香りが強く、ジューシーでまろやかな味わい。やや大き目のスッとした円錐形をしており、しっかりした歯ごたえが特徴です。果皮の色味がよく風味がよいため、スイーツの飾りにも向いていますよ。2001年に佐賀県で品種登録されました。
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