ライター : mayumillion

今が旬!静岡名物「石狩いちご」のいちご狩りへ

春の訪れを感じる果物といえばいちご。静岡県中部に位置する静岡市の久能エリアでは、12月~5月まで甘くて芳醇な“石垣いちご”「章姫」のいちご狩りを楽しめます。

石垣で栽培される、静岡ならではの石垣いちご。その農園へ遊びに行ってきました。

「石垣いちご」には100年以上の歴史あり

Photo by mayumillion

石狩いちごとは、玉石(現在はコンクリート垣が中心)を一定の角度に積み上げ、その石の輻射熱を利用して栽培されたいちごのこと。久能エリア・久能山のなだらかな傾斜地には、その石狩いちごを育てるためのビニールハウスが並んでいました。

ビニールハウスはどれも海沿いに南向きで建てられていて、太陽光を遮るものはほとんどありません。中のいちごはたっぷりの日差しだけでなく、海からの放射熱による石垣の保温効果の恩恵も受けながら、甘く大きく育ちます。

Photo by mayumillion

広大な駿河湾に面する国道150号線沿いには、東西8kmにわたって40軒以上のいちご栽培農家が軒を連ねているんだとか。この通りは通称「いちご海岸通り」と呼ばれ、いちご狩りのシーズンには県内外からたくさんの人が訪れます。

ちなみにこの写真は、徳川家康公を祀る久能山東照宮の表参道石段より撮影したものです。

ビニールハウスの中には石垣!そしていちごがいっぱい!

Photo by mayumillion

ずらりと並んだビニールハウス。ビニールハウス越しに見えるいちごにワクワクします♪

いちご狩りでは、たくさんのビニールハウスの中から食べごろのいちごが多いところへ案内してもらえます。

Photo by mayumillion

ビニールハウスに入ると、約1mの幅でいちごがきれいに並んでいました。すべてのいちごにしっかりと太陽光が当たり、どれも赤く熟しています。葉は青々として、自然の恵みをいただく喜びが湧いてきます。
目移りするほど鈴なりになった食べごろのいちごが、採りやすい高さに並んでいます。とっても食べやすい!

いちご狩りは30分食べ放題でした。

静岡発祥の品種「章姫」が甘くておいしい♪

Photo by mayumillion

石垣いちごの中でも特に人気が高いのが、静岡発祥の品種「章姫」。縦長の円すい形で果肉がやわらかく、芳醇な甘みと豊かな香りで知られるいちごです。

章姫は完熟前でも甘みがあって、当たり外れが少ないので、いちご狩りにはぴったり。摘んで食べるたびに思わず顔が綻びます。

そんな章姫ですが、静岡県外ではなかなかお目にかかれません。というのは、ほかの品種のようには日持ちせず、遠方への出荷がむずかしいから。だからこそ、章姫を味わうために毎年たくさんのリピーターが県外からも集まり、いちご農園を賑わせます。

Photo by mayumilllion

いざ実食!最近のいちご狩りには付きものの練乳、これがあるだけでいちごを食べる楽しみが増しますね。
大きく育った真っ赤ないちごは驚くほど甘く、香りが豊か!実が大きいものはより甘く、特に実の先端の甘さにはビックリしました。

また、石垣の下の方になっていた、赤く熟した小粒のいちごもとてもおいしかったですよ!

静岡で、大人も童心に返るいちご狩りへ

Photo by mayumillion

たくさんのおいしいいちごを目の前にすると、大人でも童心に返ってしまう久能石垣いちご狩り。ぜひみなさまも体験してみてください。

貴重な「章姫」をお腹いっぱい食べられて、本当に幸せなひとときでした♪

施設概要

Photo by mayumilllion

今回は、久能エリアにある40軒以上の農園から、「早川農園」さんでいちご狩りを楽しませていただきました。

いちご狩りができるのは、12月~5月まで。特に3月~5月はお得な料金で楽しめておすすめです。

いちご狩りばかりでなく、採れたての「章姫」や静岡産「紅ほっぺ」の購入も可能で、手作りいちごジャムの販売も。いちごパフェやソフトクリームもおいしいのでお試しを!
マカロニメイトは随時募集中!登録は以下のリンクからどうぞ!
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ