ライター : macaroni 編集部

静岡県生まれの「紅ほっぺ」とは?

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静岡県を代表する紅ほっぺ。さちのかと章姫(あきひめ)の交配により生まれ、2002年に品種登録されました。甘味が強い章姫と、コクと酸味があるさちのかの特徴をバランスよく受け継いだ紅ほっぺは、甘味と酸味のバランスが絶妙。コクもあり、果肉はかためです。

紅ほっぺという名前は、きれいな紅色の果皮に加え果肉まで赤くなること、ほっぺが落ちるぐらいおいしい、親しみを持ってほしいという思いが込められて付けられたそう。いちごのなかでも有名な品種のため、知らない人はほとんどいないのではないでしょうか。

紅ほっぺの旬や産地は?

主な産地は、やはり静岡県。そこから広がり、愛知県や茨城県などさまざまな地域で栽培されています。

12月〜長くて5月頃までスーパーや八百屋で購入できますが、旬は3〜4月頃。1月以降からおいしくなり、3〜4月はしっかりと熟され甘味が増す時期になります。ほかの品種ともあまり変わらない収穫シーズンなので覚えやすいでしょう。

いちご(紅ほっぺ)のカロリーや栄養素

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いちごのカロリーと糖質量

一般的ないちごのカロリーと糖質量は以下の通りです。

■いちご1個(15g)のカロリーと糖質量

エネルギー量(カロリー)…… 5kcal
糖質量……1.1g(※1,2)


■いちご1パック(可食部288g)のカロリーと糖質量

エネルギー量(カロリー)……98kcal
糖質量……20.4g(※1,2)

いちご100gあたりに含まれる栄養素

■ビタミンC……62mg
ビタミンCは体内の細胞間を結ぶコラーゲンの合成に不可欠。さまざまなストレスへの抵抗力を高めるのに役立ちます。(※1,3)

■食物繊維……1.4g
食物繊維には2種類あり、それぞれはたらきが異なります。水溶性と不溶性の割合が1:2のバランスが腸の健康維持に役立つとされており、いちごには理想的なバランスに近い割合で含まれていますよ。(※1,5)

■カリウム……170mg
カリウムは、細胞内の浸透圧を維持するはたらきがあります。神経の興奮、筋肉の収縮などにもかかわっているミネラルです。カリウムには、ナトリウムを排出する作用があるため、塩分(ナトリウム)の摂取量が気になるときには、意識してカリウムを含む食品を摂るのがおすすめです。(※1,4)

ほかにも、いちごの赤色をもつ色素「アントシアニン」が含まれます。ポリフェノールのひとつで、視覚にかかわるたんぱく質の再合成を促進するため、視機能の健康を維持するはたらきがあります。内臓脂肪の蓄積を抑える作用や、花粉症対策にも役立つとされています。(※6)

いちごのカロリーや栄養素についてより詳しく知りたい方はこちら▼

おいしいいちご(紅ほっぺ)の選び方や保存方法

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