
ライター : 渡辺 りほ
管理栄養士
学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成や食に関する指導に従事した経験から、子どもたちだけでなく幅広い世代への「食育」に興味を持つ。現在は在宅WEBライターとして、栄養学…もっとみる
いちごダイエットは食べるだけでは痩せない
いちごをダイエット中の食事や間食に活用する「いちごダイエット」。簡単ではじめやすいダイエット方法ですが、いちごを食べるだけで痩せるというわけではありません。
ダイエットの基本は、食事から摂取するエネルギー量より、消費エネルギー量を増やすこと。
いちごダイエットをおこなう際は、規則正しい食生活を意識しながら、無理のない範囲で食事量を調節しましょう。また、定期的に運動をすることも大切です。(※1)
ダイエットの基本は、食事から摂取するエネルギー量より、消費エネルギー量を増やすこと。
いちごダイエットをおこなう際は、規則正しい食生活を意識しながら、無理のない範囲で食事量を調節しましょう。また、定期的に運動をすることも大切です。(※1)
いちごダイエットの効果
むくみ対策
余分な水分や老廃物が体内に蓄積する「むくみ」は、体重増加の原因のひとつ。とくに極端な食事制限をおこなうと栄養が不足し、むくみを引き起こすおそれが。
いちごには、むくみ対策に役立つ「カリウム」が豊富に含まれています。いちご100gあたりの含有量は、170mgです。塩分を摂り過ぎるとむくみやすくなりますが、カリウムは塩分を体外に排出する作用があります。(※2,3,4)
いちごには、むくみ対策に役立つ「カリウム」が豊富に含まれています。いちご100gあたりの含有量は、170mgです。塩分を摂り過ぎるとむくみやすくなりますが、カリウムは塩分を体外に排出する作用があります。(※2,3,4)
排便を促す
食事が不規則になったり、カロリー制限のために脂質や食物繊維が不足したりすると、便秘になってしまうことが。いちご100gあたりには1.4gの食物繊維が含まれており、便秘対策に役立ちますよ。食物繊維には、便量を増やすはたらきがあります。
さらに、いちごには腸を刺激する作用のある「有機酸」が含まれています。いちごは便秘気味の方におすすめの食材です。(※4,5,6)
さらに、いちごには腸を刺激する作用のある「有機酸」が含まれています。いちごは便秘気味の方におすすめの食材です。(※4,5,6)
肌の健康をサポート
いちごをダイエット中に食べるメリットのひとつは、皮膚の健康維持に役立つ「ビタミンC」がたっぷり摂れること。いちご100gあたりには、ビタミンCが62mg含まれています。
ビタミンCは熱に弱い性質がありますが、生のまま食べられるいちごなら、無駄なく栄養を摂ることができますよ。(※4,7)
ビタミンCは熱に弱い性質がありますが、生のまま食べられるいちごなら、無駄なく栄養を摂ることができますよ。(※4,7)
脂肪の蓄積を抑える
ヒトへの影響は明らかになっていないものの、マウスの細胞実験において、いちごに含まれているポリフェノールには、脂肪の蓄積を抑える作用があることが示されています。
また、動物実験において、いちごから抽出されたポリフェノールにより体重の増加が抑えられたという報告もありますよ。(※8,9)
また、動物実験において、いちごから抽出されたポリフェノールにより体重の増加が抑えられたという報告もありますよ。(※8,9)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。