ライター : 渡辺 りほ

管理栄養士

学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成や食に関する指導に従事した経験から、子どもたちだけでなく幅広い世代への「食育」に興味を持つ。現在は在宅WEBライターとして、栄養学…もっとみる

さつまいもを食べるだけでやせるわけではない

この記事ではさつまいもをダイエット中に活用する方法をご紹介しますが、さつまいもを食べるだけで体重が減るわけではありません。さつまいもダイエットは、主食や間食代わりにさつまいもを食べて、カロリーオフに役立てるというもの。食事全体の摂取カロリーを調整する必要があります。

また、体重を減らすには、食事から摂るカロリーよりも運動で消費するカロリーを多くすることが大切です。さつまいもダイエット中は、有酸素運動や筋肉トレーニングもこまめにおこなってくださいね。(※1)

一般的なさつまいもダイエットのやり方

さつまいもダイエットの一般的なやり方は、ごはんやパンなどの主食をさつまいもに置き換えること。調味料から余分なカロリーを摂らないよう、焼きいもとして食べるのが基本です。

さつまいもはごはんやパンより消化に時間がかかります。また、同量で比較するとカロリーが低いことから、カロリーコントロールに役立つと考えられています。(※2,3)

管理栄養士がおすすめするさつまいもダイエットのやり方

おすすめのやり方は、間食にさつまいもを食べること。栄養バランスのよい食事を規則正しく摂ったうえで、小腹が空いたら、おやつ代わりにさつまいもを食べましょう。

間食の習慣がない方は、主食の量を調整したうえで、副菜や汁物にさつまいもを取り入れてくださいね。主食の代わりにさつまいもを用いる方法は、主菜や副菜と組み合わせにくいのがデメリットです。単品食べになると栄養バランスが崩れてしまうため、おすすめできません。

皮ごと食べる

ダイエット中は、さつまいもを皮ごと食べましょう。さつまいもの皮には、ダイエットに役立つ成分が含まれているので、無駄にしないようにしてください。

抗酸化作用があり、老化対策に役立つ「アントシアニン」は、さつまいもの皮の色素です。整腸作用がある「ヤラピン」は、皮の周辺に豊富に含まれています。(※4,5,6,7)

冷やして食べる

熱々の焼きいもはおいしいですが、ダイエット中はさつまいもを冷やして食べるのがおすすめ。さつまいもを冷やすと、でんぷんの一部が老化して「レジスタントスターチ」に変化します。再加熱しても、増えたレジスタントスターチの量は減少しません。

レジスタントスターチは小腸で消化されずに大腸に届き、腸内細菌のエサとなるため、腸内環境を整えるのに役立ちます。また、食後血糖値の急上昇を抑えることが明らかになっていますよ。(※8,9,10)

さつまいもを食べる量の目安

さつまいもを食べる量は、一日あたり150g(約2/3本)を目安にしましょう。一日に間食から摂ってよいカロリーの目安である、200kcalに相当します。

ただし、一日全体の摂取カロリーが消費カロリーを超えると、体重が増えてしまいます。高カロリーな料理を食べた日は、さつまいもの量を減らすといったように、適宜調整してくださいね。(※1,3,11,12)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
この記事に関するキーワード

編集部のおすすめ