レバー

レバーは言わずと知れた鉄分が多い食材。鶏のレバーにも100gあたり9.0gの鉄分が含まれます。鉄は血液中のヘモグロビンをつくる成分となり、酸素を運ぶ重要な役割を果たしています。(※6,7) 食品に含まれる鉄分はヘム鉄と非ヘム鉄とに分けられます。ヘム鉄は肉や魚に含まれ、レバーに含まれている鉄分もヘム鉄です。ヘム鉄は非ヘム鉄に比べて体内に吸収されやすいと言われています。(※7)

鶏肉の皮はほかの部位に比べ、特に脂質が多く含まれます。脂質はエネルギー源となる栄養素で、体の細胞膜の成分やホルモンの材料などにもなります。(※8) しかし、少量でもカロリーが高い脂質は、とりすぎると肥満の原因にもなるため注意が必要です。

鶏肉の栄養をいかす調理方法は?

蒸すゆでるを意識

炒める、揚げるなどの油を使う調理方法の場合は、脂質が増える分高カロリーに。鶏肉のカロリーが気になるかたは蒸す、ゆでるなどの油を使わない調理方法を意識して取り入れましょう。 特に脂質が多い部位はゆでるのがおすすめ。ゆでることで鶏肉の脂が落ち、カロリーをカットすることができます。

卵や乳製品と組み合わせる

鶏肉に含まれる鉄分はヘム鉄ですが、卵や乳製品に含まれる鉄分は非ヘム鉄。ヘム鉄に比べて吸収されにくい鉄分です。 しかし非ヘム鉄は動物性のたんぱく質と一緒に摂ることで吸収されやすくなります。たんぱく質が豊富な鶏肉と組み合わせると、卵・乳製品の鉄分の吸収率をアップすることができますよ。(※9)

栄養満点な鶏肉のアレンジレシピ5選

1. にんにく風味がたまらないっ! 簡単ねぎだく鶏ささみ

Photo by macaroni

たっぷりのねぎとにんにくを使った、おつまみにもぴったりのささみメニューです。 ねぎやにんにくに含まれる香り成分アリシンが、ささみに含まれるビタミンB1の吸収を助けてくれます。エネルギーを効率よくうみだす作用が期待できますよ。(※10)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ