ライター : 土田 綾乃

管理栄養士

ホタルイカの栄養や効果効能

栄養

  1. たんぱく質
  2. ビタミンA
  3. ビタミンB2
  4. ビタミンB12
  5. タウリン

たんぱく質

ホタルイカには、100gあたり11.8gのたんぱく質が含まれています。

たんぱく質は肉類、卵類、豆類などの食品に含まれ、主に筋肉や臓器、皮膚など、体を構成する重要な栄養素です。不足すると、体力、免疫力が低下するおそれがあるため、積極的に摂取するようにしましょう。毎食、片手のひらの量を食べることが理想ですよ。(※1,2,3)

ビタミンA

ホタルイカには、100gあたり1,500μgのビタミンAが含まれています。

ビタミンAには、目や皮膚の粘膜を健康に保つはたらきがあります。ホタルイカのほかに、レバーやうなぎ、チーズ類に多く含まれていますよ。不足すると、薄暗い場所でものが見えにくくなったり、目の角膜や皮膚が硬くなるおそれがあるので注意が必要です。(※1,4)

ビタミンB2

ホタルイカには、100gあたり0.27mgのビタミンB2が含まれています。

ビタミンB2はリボフラビンのことをいい、体内に吸収されたリボフラビンは糖質、たんぱく質、脂質の代謝に関わります。「発育のビタミン」とも呼ばれ、発育に重要な役割もありますよ。エネルギーを消費する人ほどビタミンB2は必要なので、活動量が多い人は積極的に取り入れましょう。(※1,5)

ビタミンB12

ホタルイカには、100gあたり14.0μgのビタミンB12が含まれています。

ビタミンB12は血液細胞を良好に保ったり、DNAの生成を助けたりする栄養素。ホタルイカのほかに、レバーや二枚貝などに多く含まれますよ。十分に摂らないと疲れやすくなったり、食欲が出なかったりします。(※1,6)

ホタルイカには、100gあたり0.8mgの鉄が含まれています。

鉄は、赤血球のヘモグロビンに多く存在する栄養素です。鉄が不足するとヘモグロビンが減り、さらに赤血球の数が減ってしまいます。そうすると酸素が十分に供給できなくなり、頭痛や食欲不振を引き起こしやすくなります。とくに女性は月経で血液が減りやすいので、積極的に摂るようにしましょう。(※1,7)
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