
ライター : skoizumi0731
とにかく食べることが大好きです!特に甘いものには目がないです♪ おいしそうなお店情報や新商品情報、自宅で作れるレシピ情報など、食に関する情報全般について時間が許す限り延々とチ…もっとみる
鶏皮とは
鶏皮とは、読んで字のごとく、鶏肉の皮の部分のこと。もも肉やむね肉の表面についた状態で売られています。見た目は「鳥肌がたつ」という言葉でも表現されているとおり、表面に凹凸があり、プルプルとした食感が特徴です。
よく「鶏皮はカロリーが高い」と言われているため、鶏肉を調理するときの下処理で、取り除いて捨ててしまっている、という方が多いのではないでしょうか?実は、鶏皮には美容にうれしい栄養成分がたくさん含まれており、捨ててしまうのはもったいないんですよ。
よく「鶏皮はカロリーが高い」と言われているため、鶏肉を調理するときの下処理で、取り除いて捨ててしまっている、という方が多いのではないでしょうか?実は、鶏皮には美容にうれしい栄養成分がたくさん含まれており、捨ててしまうのはもったいないんですよ。
鶏皮のカロリー
「鶏皮はカロリーが高い」というのは本当なのでしょうか?鶏肉の部位ごとの可食部100gあたりのカロリーを比較してみましょう。
もも肉・皮なし……127kcal
むね肉・皮なし……116kcal
手羽先・皮つき……226kcal
手羽元・皮つき……197kcal
皮・もも……513kcal
たしかに鶏皮は、鶏肉のなかではかなり高カロリーな部位といえます。とはいえ、鶏皮だけを100g食べるということはむずかしいので、適度な量を取り入れることをおすすめします。(※1)
もも肉・皮なし……127kcal
むね肉・皮なし……116kcal
手羽先・皮つき……226kcal
手羽元・皮つき……197kcal
皮・もも……513kcal
たしかに鶏皮は、鶏肉のなかではかなり高カロリーな部位といえます。とはいえ、鶏皮だけを100g食べるということはむずかしいので、適度な量を取り入れることをおすすめします。(※1)
鶏皮の栄養成分
コラーゲン
コラーゲンは、皮膚や腱・軟骨などの組織を構成するたんぱく質の一種。人間の体に存在するたんぱく質の約30%を占めています。
人体への有効性について、十分に証明されているとはいえませんが、コラーゲンは皮膚の弾力を保ち、関節の痛みを和らげる可能性が期待されています。肌の健康に気をつかう女性としては、積極的に摂取したい栄養成分。鶏皮はコラーゲンを多く含む食品として知られていますよ。(※2)
人体への有効性について、十分に証明されているとはいえませんが、コラーゲンは皮膚の弾力を保ち、関節の痛みを和らげる可能性が期待されています。肌の健康に気をつかう女性としては、積極的に摂取したい栄養成分。鶏皮はコラーゲンを多く含む食品として知られていますよ。(※2)
ナイアシン
ナイアシンはビタミンB1やB2などと同じ、ビタミンB群の一種です。400種類以上の酵素を活性化させる補酵素の働きがあり、体内のさまざまな代謝を助けています。
たんぱく質、炭水化物、脂質の代謝によるエネルギー産生や、DNAやホルモンの合成、そしてアルコールの分解にも不可欠なビタミンです。鶏皮100gあたりにはナイアシンが3.0mg含まれており、おつまみに用いることで、二日酔いの対策に役立ちます。(※1,3)
たんぱく質、炭水化物、脂質の代謝によるエネルギー産生や、DNAやホルモンの合成、そしてアルコールの分解にも不可欠なビタミンです。鶏皮100gあたりにはナイアシンが3.0mg含まれており、おつまみに用いることで、二日酔いの対策に役立ちます。(※1,3)
不飽和脂肪酸
脂肪の構成要素である脂肪酸は「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に分類されます。不飽和脂肪酸はさらに、「一価不飽和脂肪酸」と「多価不飽和脂肪酸」に分けられ、どちらも血中のLDLコレステロールを減らす作用があります。
植物や魚の脂に多く含まれますが、鶏皮100gあたりには、一価不飽和脂肪酸が25.23g、多価不飽和脂肪酸が6.54gと、豊富に含まれています。(※1,4)
植物や魚の脂に多く含まれますが、鶏皮100gあたりには、一価不飽和脂肪酸が25.23g、多価不飽和脂肪酸が6.54gと、豊富に含まれています。(※1,4)
アンセリン・カルノシン
まぐろやかつおなどの回遊魚や、鶏肉に含まれる機能性成分として、アミノ酸の一種であるアンセリン・カルノシンというものがあります。
アンセリンは、乳酸の分解をスムーズにし、疲労の回復に役立つ作用があるといわれ、カルノシンには、エネルギーを作り出す際に生成される乳酸を抑える作用があります。回遊魚や渡り鳥が、休みなく動き続けることができるのは、このアンセリン・カルノシンのはたらきによるものと考えられています。
また、どちらも体内に発生する活性酸素を抑えるはたらきがあります。(※5,6)
アンセリンは、乳酸の分解をスムーズにし、疲労の回復に役立つ作用があるといわれ、カルノシンには、エネルギーを作り出す際に生成される乳酸を抑える作用があります。回遊魚や渡り鳥が、休みなく動き続けることができるのは、このアンセリン・カルノシンのはたらきによるものと考えられています。
また、どちらも体内に発生する活性酸素を抑えるはたらきがあります。(※5,6)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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