目次
小見出しも全て表示
閉じる
ヘルシーなすき焼きの副菜には、きゅうりとわかめの酢の物がいいでしょう。さっぱりとした味付けが、すき焼きの箸休めぴったりです。
酢には、内臓脂肪や血中脂質を下げる働きがあります。(※17)またわかめは、食物繊維を多く含み、中でもアルギン酸は、整腸作用やコレステロール値を下げると言われています。(※18)わかめの酢の物は、カロリーが低いだけでなく多くの効果が期待できますね。
日曜日「旬の食材を使った献立」
日曜日のメインは、さんまのアクアパッツァです。白身魚が定番の料理ですが、今回は秋の味覚の代表格さんまを使用しました。
さんまには、DHA、EPAや鉄、ビタミンAが豊富。(※19)DHAは、中性脂肪やコレステロールを下げる働きがあり、EPAには、血流を促進する作用が期待できます。これらの脂肪酸は、体内でほとんど作ることができないので、さんまやあじなどの青魚を積極的に摂るようにしましょう。(※20、21)
副菜には、カリフラワーサラダがおすすめです。見た目も食感もポテトサラダそっくりのホクホクなサラダ。カリフラワーの旬は寒い時期なので、これからの季節は、よりおいしく楽しめるメニューです。
カリフラワーは、カロリーが低く26kcl、炭水化物は5.1g。一方じゃがいもは、カロリーが74kcl、炭水化物が16.9gとやや多めです。(どちらも加熱した場合)その上カリフラワーは、ビタミンCを多く含み、加熱しても53mgとレモン果汁の50mgを上回る量です。(100gあたりの値)(※22,23,24)美容にも欠かせない食材ですね。
心身ともに満たされる食事を
季節は秋。食欲の秋です。せっかくの秋の味覚を楽しみたいですよね。
カロリーの高いメインデッシュには、カロリー低めのメニューを合わせたり、食べ過ぎた翌日は、リセットできる献立にして、上手に秋の味覚を楽しんでくださいね。心も体も満たされる食生活を目指しましょう。
【参考文献】
(2019/10/05参照)
【文】管理栄養士/白江和子
夫にそそのかされて、40代で管理栄養士の資格を取得。健康診断の仕事(内臓脂肪測定等)を不定期でしています。
▼晩ごはんのレパートリーを増やしたいひとはこちら
管理栄養士が教える。一週間のヘルシー晩ごはん献立に関する記事
レシピの人気ランキング