ライター : 山形ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター

厚揚げと白菜の煮物はいつでも食べたいやさしい味♪

Photo by 山形ゆかり

厚揚げと白菜の煮物は、やわらかくて味が染みた白菜と、豊かなうま味の厚揚げが絶妙に合わさり、ほっとする味。旦那さんや子どもたちがなんだか疲れ気味だな、と感じたときによく作っているメニューです。

白菜と厚揚げは子どもが噛み切りやすいように、小さめに切っています。しっかりとだしを含み熱々になりやすいので、火傷にも注意するよう伝えています。大人は、一味唐辛子を入れたり、からしをつけたりするのがお気に入りの食べ方。味にアクセントが加わってよりおいしくなりますよ。

めんつゆで味ぴたり。厚揚げと白菜の煮物の作り方

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調理時間 15
めんつゆを使うシンプルで味わい深い厚揚げと白菜の煮物のレシピです。厚揚げはそのままでもおいしいですが、めんつゆと組み合わせることで、一層豊かな味わいを楽しむことができます。白菜のしゃきしゃきとした食感が、煮物の味を引き立てますよ。

味付けはめんつゆだけ。簡単に本格的な味に仕上げましょう。トッピングに小口ねぎや大根おろしを加えると、風味と彩りを格上げできます。忙しい日でもチャレンジしやすいのでぜひ作ってみてくださいね。

材料(2〜3人分)

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レシピのコツ・ポイント

コツ・ポイント

  1. 厚揚げは油抜きをする
  2. 白菜は葉と軸を分けて調理する
  3. 厚揚げを先に入れて味を含ませる
厚揚げ自体が油分を多く含んでいるので、そのまま使うと料理全体が重たく感じられてしまいます。油抜きをすることで厚揚げがだしの味を吸収しやすくなり、すっきりとした味わいに仕上がりますよ。また、厚揚げは味が染みるのに時間がかかるので、一番に先に加えます。じっくりと味を吸収させるためです。

白菜の葉は火の通りが早いため、軸の部分と一緒に煮るとやわらかくなりすぎます。軸を先に煮て適度にやわらかくし、葉の食感と色鮮やかさを保ちましょう。

作り方

1.白菜を切る

白菜を葉はざく切りに、芯の部分は拍子切りにしたところ

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白菜を葉の部分と軸の部分に分け半分に切ります。葉の部分をざく切りに、芯の部分は繊維に沿って2×4cm程度の拍子切りにします。

2.厚揚げを切る

厚揚げを2cm幅に切ったところ

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厚揚げをキッチンペーパーで包み込み、やさしく押さえて油を拭き取ります。半分に切り、2cm幅程度に切ります。(使用する厚揚げによって形が異なるので、適宜食べやすいように切ってください。)

3.鍋で煮る

白菜と厚揚げを鍋で煮込んでいるところ

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鍋に白菜、厚揚げ、調味料を入れ蓋をして強火で加熱します。沸騰したら中火にし、7分程度煮込みます。

4.皿に盛り付ける

厚揚げと白菜の煮物を皿に盛り付けたところ

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火を止め、皿に入れます。お好みで小口ねぎ(分量外)をトッピングしてできあがりです。

めんつゆの濃度別。調味料の割合一覧

濃度めんつゆ(cc)砂糖(g)酒(cc)しょうゆ(cc)塩(g)
ストレート100101000
2倍濃縮5055100.5
3倍濃縮3335150.7
4倍濃縮2525200.8

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