ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

季節を感じる「炊き込みごはん」のレシピが集合

Photo by macaroni

その季節ごとに旬の食材を炊き込む、四季のある日本らしい料理・炊き込みご飯。主食であるごはんに、季節の香りをまとわせて、ひと口頬張れば四季の訪れを感じる、素敵な料理ですよね。 今回ご紹介するのは、手軽においしくできる5種類の炊き込みご飯。下準備も手軽で、あとはスイッチを押すだけの簡単レシピばかりを集めました。 炊き込みご飯をおいしく作る、とても簡単なコツも併せてご紹介します。レシピを読んでいるだけでもお腹が鳴りそうな、厳選炊き込みご飯レシピを見ていきましょう♪

1. 桜エビとたけのこの塩麹炊き込みごはん

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春を感じる食材といえば、桜海老とたけのこ。このふたつを贅沢に使った「桜エビとたけのこの塩麹炊き込みごはん」は、味付けにひと工夫あり。 しょうゆを使った炊き込みご飯が多いなか、こちらは塩麹で味付けをします。やさしい甘みがたけのこや桜えびの風味をより引きたて、色もきれいに炊きあがるんですよ。 おいしく炊き上げるコツは、具材を混ぜこまずに米の上にのせて炊くこと。これでいつもの何倍もおいしい炊き込みご飯になるんですよ。

2. 菜の花とホタルイカの炊き込みご飯

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春を感じる魚介の代表・ホタルイカ。パスタや酢の物もいいですが、まるごとおいしさを味わい尽くすなら炊き込みご飯がおすすめです。 大きなポイントはふたつ。ホタルイカは一度調味料と一緒にゆでるだけで、ごはんを炊くときには加えません。軽く火を通すだけに留めることで、ふっくらやわらかに仕上がります。 もうひとつは菜の花を加えるタイミング。炊きあがったごはんをかき混ぜて最後に加えることで、色鮮やかに仕上がります♪

3. ツナと塩昆布のバターご飯

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ツナと塩昆布という、うまみが詰まった食材をダブルで炊き込んだのが「ツナと塩昆布のバターご飯」。 保存食のツナや塩昆布は、どこのご家庭でも常備されていることが多いアイテム。だから思いついたときにいつでも炊けるのもうれしいポイントです。 炊きあがったらブラックペッパーを挽き、バターをのせれば無敵のおいしさ。ツナの旨みが詰まった缶汁も一緒に炊き込むので、水加減を調整するのをお忘れなく!

4. ごぼうとそぼろの炊き込みごはん

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ごぼうと相性のいいひき肉を合わせた、ちょっぴり贅沢な「ごぼうとそぼろの炊き込みごはん」。 研いで30分ほど浸水した米に、甘辛く下味を付けたひき肉とごぼうを混ぜたらスイッチオン! 具材を混ぜずに炊き込んで、炊きあがってから混ぜるとよりおいしく仕上がりますよ♪ このレシピでは合いびき肉を使っていますが、鶏肉や豚肉など、お好みのひき肉に変えれば味の変化も楽しめますよ。

5. 焦がし肉みその香ばし炊き込みご飯

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炊き込みご飯の醍醐味といえば、こんがり香ばしいおこげですよね。炊きあがったごはんをかき混ぜた時におこげができていると、それだけでテンションがアップします! そんなおこげがかならずできるレシピが「焦がし肉みその香ばし炊き込みご飯」。おこげを作るコツは、混ぜた合わせみそを炊飯器の底に敷いて米をのせて炊くこと。たったこれだけで、こんがりと香ばしいおこげとの対面が保証されます。 白米は炊く前にしっかりと1時間浸水してくださいね。おにぎりにしてもおいしいので、お弁当や夜食にどうぞ♪

今夜はどのレシピにしましょう?

具材や調味料を変えれば、炊き込みご飯のレパートリーは無限に広がります。 特に旬の具材を使った炊き込みご飯は、「この季節がやってきたな……」と日本人でよかったと再認識する料理のひとつと言えそうですね。 炊き込みご飯なら、おかずがなくてもごはんがおいしく食べられるのもうれしいポイント。今夜の晩御飯は、どの炊き込みご飯を作りますか?

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