ライター : 白江 和子

管理栄養士 / webライター

種類別チーズケーキのカロリー・糖質

種類カロリー糖質量
レアチーズケーキ100g349kcal22.2g
ベイクドチーズケーキ100g299kcal23.1g
スフレチーズケーキ100g264kcal16.1g
バスクチーズケーキ100g312kcal16.0g
ニューヨークチーズケーキ100g358kcal19.1g
(※1,2,3,4,5)
一般的に知られているチーズケーキのカロリーと糖質を比較してみました。1番カロリーが高いのは、ニューヨークチーズケーキの358kcal。2番目がレアチーズケーキ、3番目にバスクチーズケーキと続きます。1番カロリーが低いのはスフレチーズケーキで264kcalです。

また糖質量は、ベイクドチーズケーキが1番高く23.1g。もっとも低いのはバスクチーズケーキとスフレチーズケーキで、どちらも16gほどです。ダイエット中はカロリー、糖質量ともに低いスフレチーズケーキがおすすめです。(※1,2,3,4,5)

レアチーズケーキの栄養成分

Photo by macaroni

オーブンを使わないで作るのが特徴のレアチーズケーキ。ゼラチンで固めるだけでなく、ゼラチンを使わずふわふわの食感に仕上げるレシピもあります。さっぱりとしたなかにチーズのクリーミーさがあり、つい食べ過ぎてしまうことも。

しかしカロリーや糖質量、脂質が高いので、ダイエット中は食べる量に気を付けましょう。手作りするとカロリーや糖質量を抑えられます。たとえば生クリームをヨーグルトに置き換えるとカロリーオフになりますよ。(※6,7)
種類カロリー糖質量脂質たんぱく質
レアチーズケーキ100g349kcal22.2g27.5g5.8g
(※1)

ベイクドチーズケーキの栄養成分

Photo by macaroni

ベイクド「baked」とは英語で「焼く」という意味。材料を混ぜ、きつね色になるまで焼き上げて作ります。濃厚な味わいで根強いファンも多いはず。材料を混ぜて焼くだけなので、おうちでも簡単に作れますよ。

しかし100gあたりのカロリーがおよそ300kcalあり、糖質量も高いためダイエット中は食べ過ぎに注意しましょう。生クリームの代わりに豆腐を使って、手作りするとカロリーを抑えられますよ。(※2,6,8)
種類カロリー糖質量脂質たんぱく質
ベイクドチーズケーキ100g299kcal23.1g21.2g8.5g
(※2)

スフレチーズケーキの栄養成分

Photo by macaroni

日本生まれのスフレチーズケーキです。海外では「ジャパニーズチーズケーキ」とよばれることも。卵白を泡立てて生地に混ぜ湯煎焼きすることで、ふんわり軽い食感に仕上がります。

また生クリームを使用するチーズケーキが多いなか、スフレチーズケーキは生クリームを使わないレシピが一般的です。そのため、ほかのチーズケーキと比べてカロリーや糖質量、脂質が低いので、ダイエット中はスフレチーズケーキがおすすめです。(※1,2,3,4,5)
種類カロリー糖質量脂質たんぱく質
スフレチーズケーキ100g264kcal16.1g18.4g7.3g
(※3)

バスクチーズケーキの栄養成分

Photo by macaroni

スペインのバスク地方が発祥のバスクチーズケーキ。高温で短時間に焼き上げるため外は真っ黒、中はやわらかくトロっと仕上げるのが特徴です。本場のレシピは、クリームチーズの量が多くより濃厚な味わいに。

レシピによってカロリーや糖質量に差がありますが、一般的なバスクチーズケーキは、100gあたりのカロリーが300kcal以上あり食べ過ぎに注意が必要です。(※4)
種類カロリー糖質量脂質たんぱく質
バスクチーズケーキ100g312kcal16.0g24.5g6.4g
(※4)

ニューヨークチーズケーキの栄養成分

Photo by macaroni

ニューヨークチーズケーキは、ベイクドチーズケーキの仲間に分類されます。ベイクドチーズケーキとの違いは、オーブンで焼く際に湯煎焼きすることです。そのため焼き色が薄く、やわらかく仕上がります。

またサワークリームを使ったり、ベイクドチーズケーキよりクリームチーズの使用量が多かったりするレシピもあります。カロリーや糖質量、脂質が高いので、ダイエット中は食べる量に気を付けましょう。
種類カロリー糖質量脂質たんぱく質
ニューヨークチーズケーキ100g358kcal19.1g27.7g6.2g
(※5)

200kcal以下のチーズケーキレシピ3選

1. カロリー1/3。バスクチーズケーキ

調理時間:50分(※冷蔵庫で冷やす時間は含みません)

チーズケーキのカロリーが高いのは、クリームチーズや生クリームを使用するため。そこでクリームチーズよりカロリーが低いカッテージチーズを使い、生クリームは水切りヨーグルトと牛乳で代用します。

カロリーが抑えられるので、ダイエット中でも罪悪感なしに食べられますよ。また砂糖の量を控えて、代わりにはちみつを加えるためコクがある仕上がりです。(※6,7,9,10,11)

2. カロリー1/2以下。ベイクドチーズケーキ

調理時間:60分(※ヨーグルトの水切り、冷蔵庫で冷やす時間は含みません)

クリームチーズの一部をヨーグルトに置き換える、ヘルシーなベイクドチーズケーキです。生クリームの代わりに低カロリーな絹豆腐を使用するので、さらにカロリーが抑えられますよ。

そのうえ小麦粉を使わずおからパウダーで代用するため、糖質も控え目です。気になる味は粉チーズを加えることでコクが増し、満足感が高い仕上がりになります。(※6,7,8,9,12,13)

3. 低カロリー!ヨーグルトのベイクドチーズケーキ風

調理時間:45分

カロリーが高いクリームチーズや生クリームを使わない「ベイクドチーズケーキ風」のレシピです。材料の中心になるのは、ヨーグルト。そこに太白ごま油やはちみつを加えて、クリーミーでコクがあるケーキに仕上げます。さっぱりとしているなかに深みがあり、いくらでも食べられるおいしさ。

小麦粉の代わりに米粉を使用するので、グルテンが気になるかたにもおすすめです。(※14)

ダイエット中も、低カロリーチーズケーキを楽しもう!

使用する材料や調理工程により、いくつもの種類のチーズケーキがあります。カロリーが高いものが多く、大きな要因としてクリームチーズや生クリームを使用していることがあげられます。しかしスフレチーズケーキは生クリーム不使用のため、カロリーが控え目なのでおすすめ。

またこの記事でご紹介したレシピは、クリームチーズや生クリームの代わりにヨーグルトや豆腐などを使用しカロリーを抑えています。ダイエット中のかたは、カロリーや食べる量に注意して、チーズケーキを楽しんでくださいね。
【参考文献】
(2022/08/29参照)

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