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ニジマス料理はこうして食べよう
ニジマスをおいしく食べるためには、天然ものでも養殖ものでも臭みを取りのぞくことが重要。臭みは水分に隠れているので、パリッと焼いたりサクッと揚げるなど水気が飛ぶような調理方法だと、よりおいしく食べやすくなります。下処理では内臓を必ず取り除き、包丁や塩でヌメリを落とすといいですよ。
普通サイズのものならウロコはそんなに気になりませんが、大きなものだと口に残ってしまうことも。調理方法や個体の大きさに合わせて取りましょう。
刺身で食べられるものも
新鮮で良質なものなら、お刺身で食べることもできます。ちなみにお寿司屋さんやスーパーのお刺身コーナーで見かけるトラウトサーモンは、海で養殖されたニジマスのことなんですよ。
川や管理釣り場で獲れたものも生で食べられる場合がありますが、どちらかというと餌の管理がしっかりされている管理釣り場のほうが衛生上安心です。生で食べられるニジマスかどうか、スタッフの方に相談してみるといいですね。
シンプルに食べる!定番ニジマス料理6選
1. ひとまず覚えておきたい「ニジマスの塩焼き」
220℃のオーブンでパリッと香ばしく焼き上げる、シンプルなレシピです。オリーブオイルやバルサミコ酢をかければ、ガラリと洋風のひと品に変身させられることもできます。ヒレにはたっぷり化粧塩をすると、よりキレイな仕上がりに。
2. 薬味の大根おろしとレモンでスッキリ 「ニジマスのチョイ干し焼き」
塩とお酒をふったら1時間から2時間、風にさらすだけのお手軽干しです。ときどきキッチンペーパーで拭きながら裏返すようにすると水分が抜けやすく、開いてから干すのもおすすめ。風が少ない日は扇風機を当てたり、お天気が良すぎると直射日光で傷んでしまうこともあるので気をつけましょう。
3. レモンバターが◉「ニジマスのホイル塩焼き」
ホイル焼きは、おいしくて洗い物を簡単に済ませられるのが助かりますよね。あえて包まずにオーブンへ入れることで、表面は香ばしく、なかはふっくらやわらか焼き上がります。仕上げのレモン&バターで加わる、サッパリ感とコクとのハーモニーが絶妙です。
4. 白いごはんが進む「ニジマスの甘露煮」
ニジマスには向いてなさそうな煮込み料理も、濃い目の甘辛味で食べる甘露煮ならバッチリ。しょうがや鷹の爪のスパイシーな香りが、さらに臭みを気になりにくくしてくれます。梅干しやお酢の酸味で、サッパリ感もプラスされているレシピです。
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