ライター : ☆ゴン

ニジマス料理はこうして食べよう

Photo by Snapmart

ニジマスはサケ科に属する淡水魚、及び両側回遊の魚です。英名のレインボートラウト(Rainbow trout)を直訳したものが、そのまま標準和名になっています。淡水魚は海水魚に比べてクセがあるので、水分を飛ばすような調理法がおすすめ。

パリッと焼いたり、サクッと揚げたりする料理だと、よりおいしく食べやすいです。調理するまえは必ず内臓を取り除き、よく洗ってうろこも落としておくこと。ニジマスの身は、きれいなサーモンピンク色でやわらかく、加熱しても硬くなることはありません。

ニジマスを刺身で食べることも

淡水魚は、海水魚よりも寄生虫がいる確率が高く、川魚を生食することは危険とされます。一方でニジマスは養殖物がほとんどなので、新鮮なものは刺身で食べられるそうです。ただし、釣り上げたニジマスはその限りではありません。

ちなみに寿司店やスーパーの刺身コーナーで、トラウトサーモンの柵をよく見かけますね。これは、南米や北欧などで海面養殖された大きなニジマスの身。加工エサを与えているため、寄生虫がいないのです。この記事では、トラウトサーモンを使うレシピも紹介しています。

シンプルに食べる。定番のニジマス料理6選

1. ひとまず覚えておきたい。ニジマスの塩焼き

予熱したオーブンでパリッと香ばしく焼きあげる、シンプルなニジマスの塩焼きレシピです。最後にオリーブオイルやバルサミコ酢をかければ、ちょっとおしゃれな洋風味のひと品に変身。ヒレにたっぷり化粧塩すると、よりきれいに仕上がります。

2. 大根おろしやレモンで。 干したニジマスの焼き物

こちらも塩焼きの作り方ですが、生のまま焼くのではなく、塩と酒をふってから1~2時間干します。ほんのわずかな時間ながら、水分がほどよく抜けて旨味が凝縮。直射日光に当てず、風通しの良い場所で陰干ししてください。レモンを搾って、大根おろしで食べるとおいしいですよ。

3. バターとレモンが決め手。ニジマスのホイル焼き

魚料理では、アルミホイルの包み焼きも定番の調理法。蒸し焼き状態になるので、ふっくら仕上がるのが特徴です。レシピではあえて包みこまずに、舟形にしたホイルに入れてオーブン焼き。焼きあがったらバターをトッピングして、レモンを搾って食べます。

4. アウトドアでも簡単に作れる。ニジマスの甘露煮

アウトドアで釣り上げたニジマスを、現地で調理する甘露煮の作り方です。そもそも甘露煮とは、鯉やイワナなどのちょっとクセのある淡水魚を、おいしく食べるための調理法。本来は水あめを使いますが、手近にある砂糖やみりんで代用してもかまいません。

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