ライター : ako0811

沖縄料理「ジューシー」って?

Photo by ako0811

ジューシーの特徴は、豚肉のゆで汁と昆布出汁、そして、ひじきやにんじんなどの野菜を一緒に炊き込んだ沖縄風の炊き込みご飯です。昔から冠婚葬祭の席や季節の行事などでは必ずといってよいほどふるまわれる料理で、家族の健康と子孫繁栄を願って作られます。

お盆には「ウンケージューシー」、冬至には「トゥンジージューシー」が定番で、食堂では、今でも沖縄そばとのセットが人気メニューですよ。

名前の由来

変わったネーミングのジューシーですが、その由来は冷や飯の活用法としてうまれた「雑炊(ぞうすい)」が転じて琉球語となったものとされます。面白いのが、一緒に炊き込む食材によって呼び名が変わります。

例えば、よもぎ入りならフーチバージューシー、ニラならチリビラジューシー、さといもはチンヌクジューシーなど。旬のものを取り入れた季節のジューシーを楽しんでみるのも良さそうです。

味や食感

ジューシーは、豚の出汁が入っているのでコクと甘味があって、全体にほんのり脂を感じる味付け。昆布出汁と合わさっているので食べやすく、具だくさんな料理です。 ジューシーには、硬めに炊かれた「クファジューシー」、おじや風に雑炊としたものは「ボロボロジューシー」と呼ばれます。炊き方しだいで2通り楽しめるのも特徴的ですね。

基本的な「ジューシー」の作り方

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巷には豚をゆでずに作る方法も多々ありますが、この記事では伝統的な作り方を簡単に再現。豚のゆで汁と昆布だしの効いた名品、沖縄料理を自宅で再現しましょう。具材は一般的なものですが、冷蔵庫の残り物でも作れます。また冷めてもおいしいので、たっぷり作って冷凍ストックもおすすめですよ。

材料(4人分)

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コツ・ポイント

  1. 豚肉のバラ肉で作りましたが、本場さながらブロック肉を使うとより沖縄風のごはんになります。

    おかずと一緒に食べる献立として比較的薄味にしていますが、もう少し濃くしたい場合は、昆布つゆを大さじ1杯加えてください。

    お茶碗によそったら、たっぷりの香味野菜をトッピングしくてださいね。ジューシーご飯によく合いますよ。

作り方

1.お米を水切りする。

米を洗ってざるにあげている様子

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お米はよく洗って30分程度浸水させておきます。炊く30分程度前にはザルに上げ余分な水気をきっておきましょう。一度浸水し、水切りしておくことで中まで味が染み込みやすくなり、ふっくらとした仕上がりになりますよ。

2.具材の下準備する。

干ししいたけを水に漬け戻しています。

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芽ヒジキと干ししいたけは水に浸して戻します。干ししいたけの戻し汁は出汁として使用するので捨てないでくださいね。ヒジキは、戻したら手でギュッと水気を絞っておきましょう。
豚肉をさっとゆで取り出しています。

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豚肉は2カップの水でゆでます。ゆで汁は出汁として使用するので捨てないでください。ゆでる際に出たアクはきれいに取り除きましょう。
具材のサイズをそろえてカットした様子。

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具材のサイズはそろえてカットします。5mm角にカットしています。

3.出汁を作る。

しいたけの戻し汁を濾している様子。

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しいたけの戻し汁は、茶こしなどで濾してから使うと、汚れがきれいに取り除かれ透き通ったお出汁となります。
昆布、しいたけ、豚肉のゆで汁の出汁を合わせている様子

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昆布出汁としいたけの戻し汁と合わせて1カップ、豚肉のゆで汁1カップを合わせます。昆布出汁が薄い場合は、昆布つゆを小さじ1程度加えるとよいでしょう。

4.出汁、具材を加えご飯を炊く。

炊飯釜に調味料を加えています。

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炊飯釜に、お米と調味料、油、そして2合メモリまで出汁を加えます。最初に調味料と油を加えてから、メモリまで出汁を加えると水分量がわかりやすく失敗しませんよ。
釜に具材をのせています。

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出汁がメモリ通り加わったら、ひと混ぜしてから具材をすべて上に並べます。具材をのせたら混ぜずにそのまま通常炊きのスイッチを押しましょう。具材を混ぜてしまうと、具材と米が入り混じり炊き方にムラが生じてしまいます。

5.できあがり

ご飯が炊きあがった様子

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炊けたらひと混ぜし、5分程度蒸らして完成です。お茶碗によそってネギの小口切りを散らすと色鮮やかでおいしいですよ。

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