道具

Photo by 大山磨紗美

・炊飯器
・炊飯器の釜に入るサイズの密閉容器(※)……1個
・スプーン……1本
・食品噴霧可能な除菌剤
※湯せんするため、耐熱性のものを使ってください。この記事では容量650mlの樹脂製容器を使用しました。

作り方

1.道具を除菌する

容器に除菌剤を噴霧しているところ

Photo by 大山磨紗美

道具をすべて除菌します。炊飯器の内釜も、きれいに洗います。

2.牛乳を温めてヨーグルトと一緒に容器に入れる

容器に入れた牛乳に、ヨーグルトを混ぜている様子

Photo by 大山磨紗美

牛乳を40~42℃まで温めて容器に入れ、種になるヨーグルトとよく混ぜます。

3.容器を炊飯器にセット

炊飯器に容器をセットして、湯を注いでいる様子

Photo by 大山磨紗美

2の容器を内釜に入れて、45~50℃の湯を注ぎます。容器が浮かないように注意してください。

4.炊飯器で15分保温

炊飯器の保温スイッチを押している様子

Photo by 大山磨紗美

炊飯器のふたを閉め、保温します。保温時間は15分くらいです。 50℃の湯を入れて15分保温した場合、湯煎の湯温は一時的に50℃以上に上昇しますが、ヨーグルトがすぐに高温になることはありません。釜全体を温めることで、保温機能を向上させます。

5.スイッチを切って7時間放置

容器に入ったヨーグルトを、木のスプーンですくっているところ

Photo by 大山磨紗美

スイッチを切って7時間放置すれば完成です。

食べてはいけない目安

ヨーグルトの発酵温度40~42℃は、雑菌が繁殖しやすいです。雑菌が繁殖したヨーグルトを食べると食中毒のおそれも。牛乳パックで作る場合も炊飯器を使う場合も、下記のようになっているときは、食べないでください。

1. 不快なにおい、異臭がする
2. スプーンで混ぜたときヨーグルト独特のとろみではなくネバネバしている
3. 口に入れたときに刺激がある

少しでも異変を感じたら、全量を廃棄します。

手軽に作れる。ヨーグルトメーカー

ヨーグルトは身近な道具でも作れます。しかし、気温や炊飯器の機種によって発酵の進み具合が違うため、発酵の際にチェックが必要な場合も。継続してヨーグルトを作りたいときには、ヨーグルトメーカーが便利です。

手頃な価格の商品もありますが、せっかく購入するなら温度設定機能とタイマーがついたものがおすすめ。高機能のヨーグルトメーカーは、ヨーグルト以外の発酵食品メニューを楽しめるものもありますよ。

ITEM

TANICA(タニカ)YOGURTIA S(ヨーグルティアS)

¥10,980〜

サイズ:18.8cm×16cm 重量:760g 容量:1200cc

※2021年9月21日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

毎日手軽に!自家製ヨーグルトを楽しもう

ヨーグルトは、コツをつかめば身の回りの道具で簡単に作れる発酵食品です。乳酸菌が持つさわやかな酸味は食欲のないときにも食べやすく、朝食メニューにもピッタリ。この記事のレシピを参考に、毎日手軽にヨーグルトを楽しんでくださいね。
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【参考文献】
(2021/9/20参照)

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