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離乳食でヨーグルトは食べさせていいの?
ヨーグルトは、離乳食中期(生後7~8ヶ月頃)から食べられます。市販の製品によっては、6ヶ月頃からOKとされているものもあります。
ヨーグルトにはたんぱく質やカルシウムが豊富に含まれ、消化・吸収の良い発酵食品です。口あたりがなめらかで赤ちゃんも食べやすいのが特徴です。そのまま食べることはもちろん、野菜や果物とあえたり、ソースやクリームに使うこともできるので、とても使いやすい食品ですよ。(※1,2)
離乳食でヨーグルトを食べるときの量はどのくらい?
1回あたりにたんぱく質をヨーグルト(乳製品)だけとした場合は、
離乳食中期:50~70g
離乳食後期:80g
離乳食完了期:100g
が目安とされていますよ。1食でほかのたんぱく質と組み合わせた献立の場合はこの通りではなく、合わせた量で摂りすぎない程度に目安量を見ながら調節してください。(※1)
離乳食でヨーグルトは毎日食べても平気?
ヨーグルトは食品なので、毎日食べても大丈夫です。
ですが一度にたくさん食べさせたり、加糖のものは控えましょう。1回あたりのたんぱく質の目安量を意識しながら与えてあげます。
離乳食が進むにつれて、母乳やミルクの量が減ってくると便秘がちになる赤ちゃんもいます。ヨーグルトに含まれる乳酸菌の中には腸の善玉菌と悪玉菌のバランスを整える作用を持つ菌がいるので、便秘気味のときは毎日の離乳食に取り入れてみると良いでしょう。(※3,4)
食べるときにはアレルギーに注意
ヨーグルトは乳製品ですので、赤ちゃんよってはアレルギー症状がでることもあります。
初めて与えるときはベビースプーンひとさじから、病院のあいている平日の午前中に試すようにします。
特に家族にアレルギーの人がいる場合やすでにアレルギーであると診断されている赤ちゃんははじめる時期を医師と相談して進めていきましょう。
離乳食のヨーグルト、おすすめの種類は?
離乳食で使うヨーグルトは、無糖のプレーンタイプのものを選びましょう。和え物やソースにも展開しやすくなりますよ。
ヨーグルトによっては酸味もあるので、あげる前に味見してみてなるべく酸味の少ないものにしてあげましょう。添加物を使っているヨーグルトが多いので、手軽に購入できるのであれば原材料が生乳のみで無添加のものを選んでみることをおすすめします。
離乳食であげるヨーグルトは冷凍保存できる?
無糖のヨーグルトは冷凍すると分離してしまうので、冷凍はおすすめできません。
冷凍保存するときは、砂糖やジャムなど糖分を加えると分離しませんが、その場合は大人が食べるようにしましょう。
離乳食で赤ちゃんに与えるヨーグルトは、無糖でその都度新しいものを開封し使い切るのが良いでしょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。