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トマトジャムの基本レシピ
真っ赤なトマトジャムは、ルビーのような美しさ。加熱することでトマト特有の青臭さが消え、甘味や旨味がアップします。濃く深い甘酸っぱさと、ほんのり残るトマトの風味がクセになるおいしさです。では、さっそく作ってみましょう。
材料(作りやすい分量)
※お鍋はステンレスやホーロー・銅製のものを使用します。アルミ製は、トマトの酸と化学反応が起こりやすいため避けてください。
作るときのポイント
- 煮詰める時間が長くなるとトマトの風味が損なわれるため、強火で短時間煮込みます。
- 砂糖をからめて30分以上置いておき、トマトの水分を十分出しましょう。短時間で柔らかく煮詰められます。
- 固めのトマトの場合は、小さく刻むと砂糖が浸透しやすく、置く時間や煮詰める時間が長くなりません。
作り方
1.湯むきする。
Photo by suncatch
トマトに浅く十字の切込みを入れ、沸騰したお湯に20秒つけます。
Photo by suncatch
取り出して皮をむきます。
2.刻んで材料を混ぜ、置いておく。
Photo by suncatch
トマトはヘタの部分を取り除き、ざく切りにします。種や周りの汁も一緒にお鍋に入れ、砂糖・レモン汁を加えて混ぜます。
Photo by suncatch
そのまま30分置くと、トマトの水分がしみ出ます。固めのトマトの場合、そそのまま1~2時間置いて、しっかり水分を出しましょう。
3.お鍋で煮詰める。
Photo by suncatch
お鍋を強火にかけ、沸騰して泡が立てばアクを取ります。
Photo by suncatch
中火にして、時々かき混ぜながら煮詰めます。
Photo by suncatch
7分~10分ほど煮て、泡にとろみがつけば火を止めます。
4.瓶につめ、できあがり
Photo by suncatch
瓶に詰めればできあがりです。
種が気になるときは
トマトの種はジャムのとろみでほとんど感じられませんが、気になる方はトマトを横半分にカットし、スプーンで種を取り除きましょう。ただし、種の周りのジェリー状の液体に旨味があるので、裏ごしして果汁は利用するのがおすすめです。
保存方法と日持ち
手作りジャムは、熱湯消毒(又は煮沸消毒)した密閉できるビンに入れ冷蔵庫保存しましょう。ジャムは熱いうちに消毒したビンに移し、ゆるくふたをします。冷めればきっちりと閉めて保存しましょう。
開封前で約2ヵ月、開封後は2週間ほど日持ちしますが、使う時は菌が入らないよう清潔なスプーンを使ってください。砂糖の分量が少ないほど日持ちしないので、甘さ控えめに作った場合は早く食べきるよう気をつけましょう。冷凍する場合は、専用のジッパー付き密閉袋に入れ半年ほど保存が可能です。
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