ライター : TAMA39

ワーカー主婦/簡単に作れる節約レシピ考案

簡単!オレンジマーマレードの作り方

Photo by TAMA39

柑橘系の果物ならなんでもOKですが、今回は一年中手に入る「オレンジ」を使ってマーマレードを作ります。 もともと甘いオレンジは、夏みかんやレモンなどとは違い、使うグラニュー糖の量が少なめで苦味もまろやかなのが特徴です。食べやすいオレンジマーマレードを、ぜひ作ってみてくださいね。

材料(作りやすい分量)

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皮の下ごしらえ

1.皮を洗う

ヘタを取ったオレンジ

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ワックスや農薬などが付着してる場合があるので、オレンジは塩を使って皮をよく洗い、ヘタや傷の部分などを取ります。

2.皮をむく

オレンジの皮と中身

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オレンジの皮をむきます。

3.皮のワタをとる

オレンジの皮とワタ

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包丁を使って、皮のワタ(筋)の部分を取ります。(ワタが多いと苦味が増します。)

4.皮を煮る

皮を煮詰めている様子

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鍋に皮の部分が浸るくらいの水を入れ、5分ほど沸騰させたら湯を捨て、また水を入れて沸騰5分を繰り返します。(苦みや、ワックスなどを取り除く効果があります。)

5.水にさらす

皮を水にさらしている様子

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水でよく揉み洗いしたあと、水に15~30分ほどさらします。

作り方

1.容器を煮沸消毒する

瓶を消毒している様子

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初めに容器を煮沸消毒して、水気を切って乾かしておきます。

2.薄皮をむく

身の薄皮を向いている様子

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実の部分の薄皮を剥きます。オレンジは剥きにくいので、背の方は包丁を使って削ぎ切りします。薄皮など多少残っていてもOKです。
オレンジの中身と薄皮

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※剥いた薄皮や種は一緒に煮込むので、捨てないで布袋や茶こし袋などに入れておきます。

3.砂糖の量を決める

オレンジの重さを量っている様子

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水にさらして水気を切った皮と実の部分の重さを量り、グラニュー糖の量を決めます。 今回は約450gだったので、グラニュー糖は40%の180g使用します。

4.皮を細切りにする

細切りになったオレンジの皮

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皮を1~3mmほどの細切りにします。

5.砂糖を半量、振りかける

砂糖がまぶされたオレンジ

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ホーロー鍋にオレンジの実と皮を入れ、グラニュー糖を半量振りかけます。水気が出るまで、そのまま放置します。

6.弱火で煮込む

オレンジを煮詰めている様子

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水気が出てグラニュー糖が溶けたら、剥いた薄皮や種を入れた袋と一緒に火にかけ、実を潰しながら弱火で煮込みます。(種を一緒に煮込むことで、より自然にとろみがつきます)

7.砂糖を足して、とろみが出るまで煮込む

残りのグラニュー糖を入れた様子

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残りのグラニュー糖を何度かに分け入れながら、とろみが出るまで15分ほど煮込みます。

8.水っぽさがなくなるまで煮詰める

マーマレードを煮詰めている様子

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全体的にとろみが出たら種などの入った袋を取り出し、水っぽさがなくなるまで煮詰めます。(冷めるととろみが固まりやすいので、煮詰めすぎに注意してください!)

9.容器にうつす

瓶に入ったマーマレード

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熱いうちに、煮沸消毒した容器に口までいっぱいに入れます。

10.容器を逆さにして冷ます

逆さに置かれたマーマレード

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フタをしっかり締め、逆さまにして冷めるのを待ちます。(カビ防止の効果があります。)冷めたら、冷蔵庫で保管します。

おいしいマーマレードを作るコツ2つ

1. 皮はしっかりと下ごしらえをする

マーマレードのおいしさの秘訣は苦味にありますが、苦くなりすぎないように、下ごしらえはしっかりとおこないます。苦味の原因となる皮のワタやスジの部分は、しっかりと取り除きましょう。

また、スーパーなどで売られているオレンジなどの柑橘類は、ワックスを塗っていたり、無農薬ではない場合が多いので、皮はしっかりとゆでこぼし、水にさらします。

2. 種は一緒に煮込む

柑橘系の種やワタの部分には、ペクチンというとろみの元となる成分が含まれています。マーマレードをトロッとさせるために、種やワタも一緒に煮込みましょう。

種やワタなどを一緒に煮込む場合、布袋や茶こし袋などの袋に入れると、完成時の回収がより簡単にできるので便利です。

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