ライター : Uli

webライター

さわやか「柚子ジャム」を作ろう

Photo by uli04_29

秋から冬にかけてスーパーで見かけるようになる「柚子」は、香り豊かでさまざまな料理やスイーツの風味付けに使われますね。そんな柚子をジャムにすれば、香りをそのまま甘酸っぱい味わいが楽しめます。 今回は柚子ジャムの作り方と、柚子ジャムの活用レシピをご紹介!レンジで時短&簡単に作る柚子ジャムレシピや、圧力鍋を使ったレシピも必見です。いつもの食卓に、季節の香りをプラスしてみましょう。

苦くない!柚子ジャムの作り方

Photo by uli04_29

ご紹介するのは、柚子の皮を刻んで煮詰めた柚子のマーマレードジャムです。柚子の皮は爽やかな風味が強くあり、心地のいい酸味と絶妙な甘酸っぱさのジャムに仕上がりますよ。 苦くないジャムを作るポイントは、柚子のワタを取り除くこと。苦みの強くない爽やかなジャムに仕上げています。少量であれば1時間もあれば完成するので、黄色くおいしそうに熟した柚子が手に入ったら、ぜひ作ってみてください!

材料(約150g分)

Photo by uli04_29

  • ゆず 250g
  • 砂糖 70g(柚子皮の重量80%の量)

お好みではちみつを加えてもOK

  1. 深みのある味わいが特徴のはちみつは、爽やかな柚子と相性抜群です。砂糖の量を減らしてはちみつをプラスすれば、やさしくコクもある甘みがおいしいジャムに仕上がります。砂糖を減らした分はちみつを加えると、ちょうどいい甘さになりますよ。

柚子の下ごしらえ

1.柚子の種と果汁を分ける

柚子を洗っている様子

Photo by uli04_29

柚子をしっかり丁寧に洗います。
柚子をカットしている様子

Photo by uli04_29

洗った柚子を、横半分に切ります。
柚子の果汁と種

Photo by uli04_29

果汁を搾って、種をこしておきます。 ※種はあとで使うので、捨てないでください。

2.種を袋に入れる

お茶パックに入った柚子の種

Photo by uli04_29

種をお茶パックに入れます。

3.皮からワタを取って細切りにする

スプーンでワタをとっている様子

Photo by uli04_29

柚子の皮から、中袋(果実を包む半透明の薄皮)とワタをスプーンで取り除きます。
細切りになった柚子皮

Photo by uli04_29

ワタを取った皮を、細切りにします。

柚子ジャムの作り方

1.柚子皮をゆでこぼす

鍋に入った柚子皮

Photo by uli04_29

細切りにした柚子皮を鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えたら火にかけます。
お湯を捨てた様子

Photo by uli04_29

沸騰したら、お湯を捨てます。
柚子皮をゆでこぼしている様子

Photo by uli04_29

「ゆでては捨て」を、合計3回繰り返します。

2.皮と砂糖の量を計る

柚子皮の重さを量っている様子

Photo by uli04_29

ゆでてやわらかくなった柚子皮の、重量を確認します。
砂糖の重さを量っている様子

Photo by uli04_29

柚子皮の約80%の量の砂糖を、計っておきましょう。今回は88gの80%なので、70g用意しました。

3.材料を煮詰める

鍋に材料を入れた様子

Photo by uli04_29

鍋に、柚子皮と下ごしらえでこした果汁、砂糖、お茶パックに入れた種を入れて、煮詰めていきます。
種を取り出している様子

Photo by uli04_29

少量のジャムを作る場合は、煮詰める時間は10~15分ほどでOKです。途中、ジャムにとろみがついてきたら、早いうちにお茶パックに入った種を取り出しておきます。
とろみがついた柚子ジャム

Photo by uli04_29

ゆるめのとろみがついたら、火からおろします。冷めるととろみがしっかり出てくるので、ゆるいくらいで十分ですよ。

4.瓶に詰めて完成!

瓶詰めにされた柚子ジャム

Photo by uli04_29

粗熱が取れたら、煮沸消毒したガラス製の瓶に詰めて完成です。

柚子ジャムを作るときのコツ

砂糖の量は柚子皮の重さで決まる

使用する砂糖の量を柚子皮の80%にすると、絶妙な甘さのジャムに仕上がります。これより少ない砂糖の量だと、うまくジャムにならないことがあるので注意してくださいね。 砂糖の量を増やすと、長期保存が可能に。少量作ってすぐに食べるのであれば、80~90%がおすすめの砂糖の量です。

編集部のおすすめ