リコピンの作用|トマト以外に含まれる食材&賢い摂取方法も

トマトにリコピンという栄養素が含まれていることは、みなさん聞いたことがあると思います。しかしリコピンが一体どんなものなのか、またトマト以外にも含まれているのかと聞かれると、困ってしまいませんか?この記事では、リコピンの正体とおすすめの摂取方法などをあわせてご紹介します。

2019年9月12日 更新

監修者 : 相羽 舞

管理栄養士

大学卒業後、保育園にて勤務し離乳食と幼児食の献立作成や調理を経験。現在は4歳と2歳の兄弟を大騒ぎで子育て中です。専門的な内容でもわかりやすい記事を目指して執筆しています。

ライター : riku_mama

6歳のヤンチャな男子を子育て奮闘中のママです!食が細く、好き嫌いの多い息子のために日々おいしそうなレシピを模索しています。パンが大好きで、小さなパン屋の製造補助をしながらmac…もっとみる

リコピンとは

リコピンは野菜や果物に含まれる赤い色素で、カロテノイドの一種です。このカロテノイドには、活性酸素を除去し酸化のはたらきを抑える作用があります。

カロテノイドのなかでも、リコピンはとくに抗酸化力が強いとされています。その作用は、同じく抗酸化作用のあるビタミンEの100倍以上にもなるという報告もあるほど。(※1,2)

リコピンの持つ抗酸化作用

リコピンの持つ「抗酸化作用」とは、活性酸素による細胞の酸化を抑えることです。活性酸素が増えすぎると、老化や免疫力の低下の原因になることが。

酸素を利用してエネルギーを産生する過程で、活性酸素が生まれます。釘が酸化したらサビるように、私たちも呼吸をして酸素を取り入れて生きているので、体内で過剰に活性酸素が増えすぎると細胞にダメージを与えてしまいます。

もともと体に備わっている活性酸素の除去機能が正常に働いていれば問題ないのですが、ストレスや喫煙などの生活習慣も活性酸素が生じる原因に。そのため、抗酸化作用のある食品を利用した酸化対策が注目されているのです。(※1,2,3)

トマト以外にもリコピンは含まれている!

リコピンと言えば「トマト」ですが、トマト以外の食べ物にも含まれていることをご存知ですか?なんと、柿、ピンクグレープフルーツ、マンゴーなどに含まれています。

リコピンは天然の赤い色素なので、共通するのは食材の色。スイカ、金時にんじんなどにもリコピンは含まれるのです。(※3,4)

ケチャップにもリコピンは含まれる!

トマトが苦手な方は、トマトジュースを飲むのも厳しい……なんてこともありますよね。しかし、ケチャップなら摂取できるという方は多いのではないでしょうか。

実は生のトマトを食べるよりも、ケチャップのほうがリコピンを効率よく摂取できます。これは、加工用のトマトは露地栽培で、熟してから収穫することが関係しています。真っ赤に熟したトマトほど、リコピンを多く含んでいるのです。

熟す前に収穫される生食用のトマトと比較すると、加工用トマトには約3倍のリコピンが含まれているのだとか。また、ケチャップは低価格で、毎日の食事に取り入れやすいこともポイントです!(※5)

リコピンの一日の目安摂取量

リコピンの一日の摂取量は特に定められていませんが、一日15mg程度を目安にしましょう。リコピン15mgというと、Lサイズの生トマトだと約2個分、トマトジュースだと1缶(約150ml)分になります。(※3)

リコピンを効果的に摂る方法

※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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