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リコピンとは
リコピンは野菜や果物に含まれる赤い色素で、カロテノイドの一種です。このカロテノイドには、活性酸素を除去し酸化のはたらきを抑える作用があります。
カロテノイドのなかでも、リコピンはとくに抗酸化力が強いとされています。その作用は、同じく抗酸化作用のあるビタミンEの100倍以上にもなるという報告もあるほど。(※1,2)
カロテノイドのなかでも、リコピンはとくに抗酸化力が強いとされています。その作用は、同じく抗酸化作用のあるビタミンEの100倍以上にもなるという報告もあるほど。(※1,2)
リコピンの持つ抗酸化作用
リコピンの持つ「抗酸化作用」とは、活性酸素による細胞の酸化を抑えることです。活性酸素が増えすぎると、老化や免疫力の低下の原因になることが。
酸素を利用してエネルギーを産生する過程で、活性酸素が生まれます。釘が酸化したらサビるように、私たちも呼吸をして酸素を取り入れて生きているので、体内で過剰に活性酸素が増えすぎると細胞にダメージを与えてしまいます。
もともと体に備わっている活性酸素の除去機能が正常に働いていれば問題ないのですが、ストレスや喫煙などの生活習慣も活性酸素が生じる原因に。そのため、抗酸化作用のある食品を利用した酸化対策が注目されているのです。(※1,2,3)
酸素を利用してエネルギーを産生する過程で、活性酸素が生まれます。釘が酸化したらサビるように、私たちも呼吸をして酸素を取り入れて生きているので、体内で過剰に活性酸素が増えすぎると細胞にダメージを与えてしまいます。
もともと体に備わっている活性酸素の除去機能が正常に働いていれば問題ないのですが、ストレスや喫煙などの生活習慣も活性酸素が生じる原因に。そのため、抗酸化作用のある食品を利用した酸化対策が注目されているのです。(※1,2,3)
トマト以外にもリコピンは含まれている!
リコピンと言えば「トマト」ですが、トマト以外の食べ物にも含まれていることをご存知ですか?なんと、柿、ピンクグレープフルーツ、マンゴーなどに含まれています。
リコピンは天然の赤い色素なので、共通するのは食材の色。スイカ、金時にんじんなどにもリコピンは含まれるのです。(※3,4)
リコピンは天然の赤い色素なので、共通するのは食材の色。スイカ、金時にんじんなどにもリコピンは含まれるのです。(※3,4)
ケチャップにもリコピンは含まれる!
トマトが苦手な方は、トマトジュースを飲むのも厳しい……なんてこともありますよね。しかし、ケチャップなら摂取できるという方は多いのではないでしょうか。
実は生のトマトを食べるよりも、ケチャップのほうがリコピンを効率よく摂取できます。これは、加工用のトマトは露地栽培で、熟してから収穫することが関係しています。真っ赤に熟したトマトほど、リコピンを多く含んでいるのです。
熟す前に収穫される生食用のトマトと比較すると、加工用トマトには約3倍のリコピンが含まれているのだとか。また、ケチャップは低価格で、毎日の食事に取り入れやすいこともポイントです!(※5)
実は生のトマトを食べるよりも、ケチャップのほうがリコピンを効率よく摂取できます。これは、加工用のトマトは露地栽培で、熟してから収穫することが関係しています。真っ赤に熟したトマトほど、リコピンを多く含んでいるのです。
熟す前に収穫される生食用のトマトと比較すると、加工用トマトには約3倍のリコピンが含まれているのだとか。また、ケチャップは低価格で、毎日の食事に取り入れやすいこともポイントです!(※5)
リコピンの一日の目安摂取量
リコピンの一日の摂取量は特に定められていませんが、一日15mg程度を目安にしましょう。リコピン15mgというと、Lサイズの生トマトだと約2個分、トマトジュースだと1缶(約150ml)分になります。(※3)
リコピンを効果的に摂る方法
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。