2. コクがアップ。里芋とイカと大根の煮物

調理時間:30分

二番だしは、しょうゆやみりんを使う濃いめの味付けに負けない強い旨味を堪能できます。肉じゃがや煮魚、煮物を作るのに向いていますよ。一番だしと比べると香りは控えめなので、煮物の味を邪魔することなく、バランスのよい味わいを楽しめます。

3. 深みを感じる。炊き込みご飯

調理時間:60分

かつおぶしと昆布の旨味がしっかり感じられる二番だしは、炊き込みご飯にうってつけ。さまざまな具材から出るだしや旨味とうまくマッチし、奥深い味に仕上がります。濃厚な旨味を感じられるので、薄めの味付けでもおいしくいただけますよ。

4. ほっとする味わい。本格的そばつゆ

調理時間:20分

そばつゆを手作りするなら旨みたっぷりの二番だしを使いましょう。豚ロース肉を加えたらていねいにアクを取るのがおいしく仕上げるポイント。長ねぎのほか、きのこ類やかまぼこなどをお好みの具材を加えてくださいね。そばの水気をしっかり取るとだしが薄まりません。

5. ぽかぽか温まる。だしが染み込むおでん

調理時間:200分

寒い日はアツアツのおでんで温まりませんか?二番だしを使うとさらに旨みがアップしますよ。大根とこんにゃくなどはしっかり下ごしらえをして煮込みましょう。具材によって煮込み時間を変えると煮崩れせずに仕上がります。味を染み込ませるため、少し時間をおいてからいただくのがおすすめです。

旨みたっぷりの二番だしの取り方をマスターしよう!

今まで一番だしをとったあと、だしがらをそのまま捨てていた方は、ぜひ二番だしに使って最後まで有効活用してください。一番だしと二番だしでは、香りや味わいが異なるので、使い分けすることで料理のレベルがぐっと高くなりますよ。

最近は顆粒だしが一般的ですが、天然の素材からとるだしは旨味や風味が違います。だしは冷蔵、冷凍保存もできるため、ぜひ本格的なだしひいてを日々の料理に活用してみてくださいね。

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