冷凍保存の場合

冷凍保存は、冷蔵保存よりも長持ちします。大量にだしをひいて作り置きする場合は、冷凍保存がうってつけ。だしを作ったらしっかりと冷まして、フリーザバッグに入れて冷凍庫へ入れましょう。

また、製氷器を使ってキューブ型のだしを作り、保存してもいいです。製氷器を使う場合は、凍ったら一旦取り出してフリーザバッグに移し、空気をしっかり抜いてから冷凍保存してください。小分けにすると、必要な量だけとり出して使えて便利ですよ。

冷凍保存は2〜3週間ほど持ちますが、時間が経つごとに風味が落ちてしまいます。早めに使い切るのがおすすめ。使う前日に冷蔵庫に移しておけば、翌日には解凍されてそのまま使えますよ。

どうやって使う?二番だしのおすすめ料理3選

1. 旨味たっぷり。じゃがいもの味噌汁

Photo by macaroni

調理時間:20分

じゃがいもと玉ねぎ、わかめが入るシンプルな味噌汁は、自分でひいた二番だしを作ると味わいに深みが出ておすすめ。具材そのもののおいしさとだしの旨味で、ワンランク上の味噌汁に仕上がりますよ。

2. コクがアップ。里芋とイカと大根の煮物

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調理時間:30分

二番だしは、しょうゆやみりんを使う濃いめの味付けに負けない強い旨味を堪能できます。肉じゃがや煮魚、煮物を作るのに向いていますよ。一番だしと比べると香りは控えめなので、煮物の味を邪魔することなく、バランスのよい味わいを楽しめます。

3. 深みを感じる。炊き込みご飯

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調理時間:60分

かつおぶしと昆布の旨味がしっかり感じられる二番だしは、炊き込みご飯にうってつけ。さまざまな具材から出るだしや旨味とうまくマッチし、奥深い味に仕上がります。濃厚な旨味を感じられるので、薄めの味付けでもおいしくいただけますよ。

捨てたらもったいない!だしがらは二番だしにして賢く活用

今まで一番だしをとったあと、だしがらをそのまま捨てていた方は、ぜひ二番だしに使って最後まで有効活用してください。一番だしと二番だしでは、香りや味わいが異なるので、使い分けすることで料理のレベルがぐっと高くなりますよ。

最近は顆粒だしが一般的ですが、天然の素材からとるだしは旨味や風味が違います。だしは冷蔵、冷凍保存もできるため、ぜひ本格的なだしひいてを日々の料理に活用してみてくださいね。

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