種を取る

甘唐辛子の種は食べられますが、種を取ることで大体の辛味を除くことができます。辛いものに絶対に当たりたくない方は、種を除くことがおすすめですよ。また、種が黒っぽいっものは鮮度も低く辛味を含んでいる特徴なので、ぜひ参考にしてみてください。

甘唐辛子の保存方法

甘唐辛子は、常温だとあまり日持ちがしません。ただ冷蔵庫に長時間入れておくと、低温障害を起こしてしまいます。キッチンペーパーで包んでから保存袋に詰め、冷蔵庫の野菜室に入れるようにしましょう。1週間ほど保存ができます。

また冷凍保存も可能です。洗って水分をふき、茎の部分を取り除いてから、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。重ならないよう平らにし、金属製のバットにのせて冷凍するとよいでしょう。1ヶ月程度保存ができますよ。

甘唐辛子の栄養

甘唐辛子にはβ-カロテンやビタミンC、E、カリウムなどが含まれています。βカロテンやビタミンEには抗酸化作用があり、ビタミンCはコラーゲン生成に欠かせないビタミンです。またカリウムには、ナトリウムの排出を促すはたらきがあります。(※1,2,3,4,5,6)

甘唐辛子で食卓を鮮やかに♪

旬は夏ですが、通年手に入る甘唐辛子。下処理が簡単なので、日々の献立作りに大いに役立ちます。見た目も色鮮やかなので食卓に彩りを与えてくれますよ。野菜ソムリエがご紹介したほかにも、甘唐辛子の品種は豊富です。見かけたら、ぜひレシピを参考に調理してみてくださいね。
甘唐辛子の栄養についてコメント/管理栄養士 白江和子
【参考文献】
(2022/05/23参照)

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