ライター : ひねもすの料理手帖 mayuko

Youtuber / 食薬レシピクリエイター / 料理研究家

豚ホルモンの臭いの原因は?下処理はどうする?

方法詳細
脂肪を取り除く臭みの原因はもつに付着する脂肪。脂肪をしっかり取り除くことで、臭いを防げる。
小麦粉で洗う小麦粉をたっぷりまぶし、もみ込むことで、小麦粉に臭みが移り臭いが軽減される。
お湯でゆでる2回ゆでることで、さらに臭みを消すことができる。ゆですぎるとうま味まで流れてしまうので注意。
香味野菜と一緒にゆでる豚ホルモンに含まれる成分が香味野菜と反応し、匂いのない物質に変化するため、臭いを軽減できる。
歯ごたえのある食感とあっさりとした味が魅力の豚ホルモン。豚ホルモンの臭いの原因は脂肪や汚れなので、おいしく調理するには下処理が大切です。ただし、すべての方法をおこなうのではなく、食品の臭いの強さや、下処理に使える時間に応じて選ぶといいでしょう。

もつ煮込みにぴったり!豚ホルモンの部位とは?

ボイル品として市販されているもつの部位は、小腸や大腸が一般的です。

小腸は、やわらかくて脂が多いのが特徴です。食感はコリコリとしていて、噛むと中から濃厚な脂が溢れ出てきます。

大腸は、適度な脂と歯ごたえが特徴で、よく焼いて食べるのがおすすめです。小腸と比べると、脂は少なめで、厚みがあるため歯ごたえがしっかりしています。

豚ホルモンで!こってり絶品もつ煮込みレシピ5選

1. たっぷりの野菜と♪ 具だくさんもつ煮込み

Photo by macaroni

みそとしょうがの香りが引き立つもつ煮込みは箸が進むこと間違いなし!もつだけでなく、一緒にたっぷりの野菜も食べられるので満足感も得られます。一日冷蔵庫で寝かせるとさらにうま味が染み込んでおいしさがアップしますよ。

2. 染み染み!ホルモンみそ煮込み

Photo by sakura4

もつのうま味とみそのコクがマッチするホルモンみそ煮込みは、おかずやおつまみとして大人気。たっぷりの長ねぎとしょうがでじっくり煮ることで、食材に味がよく染み込みお店のような味を堪能できます。仕上げは刻みねぎをたっぷり散らすのがおすすめです。

3. 炊飯器で簡単。もつ煮込み

材料を入れて待つだけ!手軽に作れるもつ煮込みは、時間のないときに大助かりです。炊飯器なら野菜が煮崩れてしまう心配もなく、煮込み料理が苦手な方も作りやすいです。赤みそを使用することで、名古屋名物「土手煮」に近い味わいになります。

4. コク深い味わい♪ クセのないもつ煮込み

ボイル済のもつを使用し、かなり臭みを抑えたもつ煮込みに仕上げます。調味料後にみそを加えてさらに煮込み、そのまま冷ますことで味が具材によく染みて、深い味わいを感じられます。お好みで、刻んだ長ねぎと七味をかけて召し上がってくださいね。

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