おすすめの調理法
粘り気が強く煮崩れしにくいメークインはですが、強火でグラグラ煮るとさすがに煮崩れします。弱火でコトコト、味を染み込ませるのがおすすめです。
おでんやお味噌汁にポトフなどもいいですね。しっかりした肉質のメークイン、千切りにしてきんぴらなどにも向いています。
揚げ物にする時は、他のじゃがいもより糖分が多いので注意が必要です。
⒊ 北あかり
男爵芋とツニカの品種改良を始め1988年に品種登録された北あかりはまだ歴史の浅いじゃがいもなのですが、男爵とツニカの良いところだけを引き継いだじゃがいもがおいしくない訳がありません。
見た目は男爵そっくりなのですが、中身が男爵よりもも黄色味かかった肉質で甘みも強く色や甘さからクリジャガイモと呼ばれ近年、人気が高まっています。
おすすめの調理法
男爵と同じホクホク系じゃがいもの北あかりは、粉質が強いので煮崩れしやすいので気をつけてください。
クリじゃがいもと呼ばれるくらい甘みが強いので、その味を堪能したい人はそのまま焼いてじゃがバターなどいかがでしょうか。
グラタンに使用すればチーズとの相性も良くとろっとした食感が楽しめます。
⒋ インカのめざめ
神秘的なネーミングのインカのめざめは、じゃがいもの故郷アンデスでもお祝いやお祭りのときにしか食べられなかった「ソラナムフレファ」という高級じゃがいもを日本向けに品種改良したじゃがいもです。
小ぶりで、中はきれいな黄色をしています。皮を剥いた後の変色もほぼなく、火を通すとより鮮やかな黄色になるのでSNS映えするじゃがいもです。
もちろん味も、栗やサツマイモのような独特の風味と甘さがありデンプン値が高いので、噛むとねっとりした食感が特徴です。
おすすめの調理法
デンプン粉価が高く煮崩れしにくいインカのめざめは濃厚な味わいがします。栗やサツマイモのような独特な甘さもあるのでご飯のおかず意外にもお菓子作りにも向いているじゃがいもです。
煮崩れしにくいので煮込み料理にぴったりなのですが、その甘さを活かしてポタージュなどもいいのではないでしょか。
荒く潰してサラダにも最適。どんなじゃがいも料理にも応用できると思います。
⒌ 十勝こがね
アンデス高地が原産の十勝こがねは品種改良を重ね平成11年に「十勝こがね」という品種名で出願公表されました。つい最近デビューしたばかりのじゃがいもです。
男爵芋よりも少し大きく芽やくぼみがなく、コロコロとした形は皮をむきやすいのではないでしょうか。
またジャガイモ病害虫の中で、もっとも厄介とされているジャガイモシストセンチュウへの抵抗力も高いので家庭菜園でも育てやすいじゃがいもです。