こんなにあった!じゃがいもの特徴や調理法を品種ごとに紹介

世界中で食べられている「じゃがいも」。ひとえに「じゃがいも」とひとくくりされ特徴などを意識する人も少ないと思います。実はじゃがいもの品種はとても多く、煮込み料理に向く品種、向いない品種と様々です。今回は品種ごとに特徴や調理法をご紹介します。

じゃがいもの品種

じゃがいもの品種と言われて思い出すのは、男爵芋、メークインかと思われます。他にも北あかり、インカのめざめ、デジマなども広く流通を始めたので存知の方もいるのではないでしょうか。

じゃがいもは、北は北海道から南は九州まで様々な品種が栽培され、その数は56種類程。その多くが品種改良を重ねて作られているのですが、品種改良と聞き漠然とは分かるけど実際どのように品種改良が行われているのか知らない方がほとんどではないでしょうか。

品種改良って?

世界中で食べられているじゃがいもの故郷は南米のアンデス高原、日本にじゃがいもが入ってきたのは400年以上前、長崎の出島に持ち込まれたのが始まりと言われています。

じゃがいもの品種改良の歴史は200年ほどです、当時は数あるじゃがいもの中から偶然起こる品種の発見が主でしたが、近代では、育種家という専門の方々が細胞遺伝学、遺伝学に基づき良い特徴を持ったもの同士をかけ合わせ、その中から特に素晴らしいものを選ぶのです。

もちろん安全面も配慮され厳しい検査を通ったものだけが私達の食卓へ運ばれてきます。

料理に合わせて品種を選ぶ

じゃがいもは、品種によって向いている料理や向いていない料理があります。

例えば、ゴツゴツした見た目がまさにじゃがいもっぽい男爵に、俵型で細長く芽部分も深くないので皮を向きやすいメークイ。同じじゃがいもでも見た目も違えば味も食感も違います。

男爵は煮崩れしやすくデンプン量も多いホクホクしたじゃがいもです。向いている料理はコロッケやポテトサラダ、じゃが餅など加熱し潰して調理するのがおすすめです。

メークインは、煮崩れしにくく粘りがあり男爵芋に比べるとデンプン量も少なめです。向いている料理は、カレーやシチュー、肉じゃがなどの煮込み料理、シャキシャキとした食感もよく、スライスしたらサッとお湯に通しサラダにも相性がいいと思われます。

料理に合う品種のじゃがいもを選べはより一層おいしくなりますよ!

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1. 男爵芋

お馴染みの男爵芋、歴史は北海道の開拓時代、川田龍吉男爵が海外から取り寄せたアメリカが原産の「アイリッシュ・コブラー」を試験的に栽培したものが始まりと言われております。皮色は白黄で、白っぽい色の肉色をしています。

早生種で環境に対する適応性も抜群、一度で多くの収穫ができ、収穫後の管理もそれほど難しくなく貯蔵性も非常に良かったことから、一気に日本各地へ広がり寒さ厳しい北海道だけでなく当時の貧しい食文化を支えてくれました。

ゴツゴツした男爵芋は、芽部分が深く皮をむきにくいのですがデンプン価は14〜16%で粉質が強いのが特徴です。

おすすめの調理法

粉質が強く煮崩れしやすい男爵芋はホクホクした食感がまさに「じゃがいも!」というじゃがいも本来の味を楽しめます。

煮込みに使いたい場合は注意が必要ですが、そのまま焼いてホクホク感を楽しみたいジャガバター、油であげてフライドポテト、茹でて潰したマッシュポテト、ポテトサラダ、など加熱してじゃがいもを潰した調理がおすすめです。

⒉ メークイン

イギリス原産のメークイン、男爵芋に並ぶ一般家庭の二代主力選手の一つです。

俵型で細長いメークインは、黄色の肉質に粘り気があります。舌触りは滑らかでほんのりとした甘みがあるのが特徴です。

ただ、メークインには他のじゃがいもに比べ、有毒性のソラニンやチャコニンを多く含む可能性があるので貯蔵の際には注意をしてください。

おすすめの調理法

粘り気が強く煮崩れしにくいメークインはですが、強火でグラグラ煮るとさすがに煮崩れします。弱火でコトコト、味を染み込ませるのがおすすめです。

おでんやお味噌汁にポトフなどもいいですね。しっかりした肉質のメークイン、千切りにしてきんぴらなどにも向いています。

揚げ物にする時は、他のじゃがいもより糖分が多いので注意が必要です。

⒊ 北あかり

男爵芋とツニカの品種改良を始め1988年に品種登録された北あかりはまだ歴史の浅いじゃがいもなのですが、男爵とツニカの良いところだけを引き継いだじゃがいもがおいしくない訳がありません。

見た目は男爵そっくりなのですが、中身が男爵よりもも黄色味かかった肉質で甘みも強く色や甘さからクリジャガイモと呼ばれ近年、人気が高まっています。

おすすめの調理法

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