ホールトマトとカットトマトの違い&使い分け

パスタや煮込み料理で使われるトマトを、水煮にした缶詰「トマト缶」。ホールトマトとカットトマトがありますが、その違いはご存じでしょうか。実はトマトがまるごと入っているか、切ってあるかの違いだけではないんですよ。詳しく見ていきましょう。

ホールトマトの特徴と使い方

  1. トマトの形がまるごと入ったホールトマト缶には、細長い形をした「サンマルツァーノ種」というトマトが使われている
  2. 種も含んでいるためほどよい酸味があって味のバランスがよく、煮込み料理に向いている

カットトマトの特徴と使い方

  1. カットトマト缶には、丸い形をした「ロマーノ種」というトマトが使われていることが多い。果肉がしっかりとしていて、カットされているため種も概ね取り除かれている
  2. 煮込み料理だけでなく、料理の仕上げに加えてトマトのフレッシュさや形を残す調理法がおすすめ

残ったホールトマトの保存方法は?

ホールトマトは使い切れないこともありますよね。数日で使い切れるなら、冷蔵保存するのがいいでしょう。ふた付きの保存容器に移し替えて、冷蔵庫で2~3日保存することができますよ。 また冷凍保存も可能です。保存袋に入れて空気を抜き、冷凍庫で1か月ほど保存することができますよ。

ホールトマトをメイン料理や副菜に♪

トマト缶にはホールトマトとカットトマトがありますが、あまり意識せず使っていたのではないでしょうか。メーカーにもよりますが、それぞれ向いている料理が違うんです。ホールトマトは煮込む料理にうってつけなので、今回ご紹介したレシピを参考にして調理してみてくださいね。 もし余ってしまっても心配ありません。上手に保存してホールトマトをおいしく食べきりましょう。

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