ライター : ☆ゴン

シイラでいろいろなレシピを試したい!

※画像はイメージです
「シイラ」という魚をご存知でしょうか。名前は聞いたことあるけど、食べたことがないという人が多いはず。日本では店頭に並ぶことは少なく、あまり馴染みがありません。しかし外国では人気のある魚で、とくにハワイでは古くから親しまれ、いまでは高級魚として有名。

ハワイでは「マヒマヒ」と呼ばれ、ソテーやフライなどに調理されます。観光でハワイを訪れて、現地で食べたことがあるという人もいるのでは。日本でも最近は、マヒマヒの名で回転寿司に登場することがあるようです。この記事では、そんなシイラを使ういろんなレシピを紹介します。

シイラとはどんな魚?

シイラはスズキ目シイラ科に属する魚で、中国地方ではマンサク、九州ではマンビキやマビキと呼ばれます。熱帯から温帯海域に生息し、最大で2mほどにまで成長する大型魚です。日本でも全国の沿岸から沖合に分布し、6月~10月によく獲れますが、一番おいしい旬は秋から冬。

身は薄い桜色で脂が少なく、淡泊で上品な味わいから白身として扱われます。しかし、じつは青魚で赤身であるため、鮮度落ちがたいへん早いです。それが、あまり流通しない理由だとされます。切り身の見た目はハマチやぶりに似ていて、身はやわらかいのが特徴。

新鮮なものは刺身でも食べられますが、やわらかくて骨からの身離れが良いので、やはり加熱調理向き。火を通しても硬く締まらず、しっとりとした身がおいしい魚です。

焼いて食べる。シイラを使うおすすめレシピ9選

1. シイラのガーリックチーズピカタ

シイラの上品で淡白な身は、普通の塩焼きよりも、しっかりした味付けのほうが合うかもしれません。そんなシイラを、ピカタ風に調理するレシピです。

にんにくやマヨネーズ、薄力粉を切り身にまとわせ、パセリと粉チーズ入りの卵液にくぐらせて焼けば完成。豊かな風味と爽快な香り、コクや旨味のある味わいで、魚嫌いな子どもでも喜んで食べてくれますよ。

2. シイラの田楽みそ焼き

シイラに甘い田楽みそを塗って、グリルで焼きます。田楽みそには、八丁みそや豆みそなどの赤みそを使いますが、ない場合はおうちにある合わせみそでもOK。焦げやすいので、火加減に注意しながら焼いてください。この田楽みそは、ほかの魚や肉料理にも活用できそうですね。
合わせみそで作る田楽みそはこちら▼

3. シイラのバターしょうゆムニエル

洋風の焼き魚料理にはいろんな調理法がありますが、こちらはバターを使うムニエルの作り方です。本来のムニエルはバターで焼くのが基本ですが、レシピではオリーブオイルで焼き、あとでバターを加えるのがポイント。さらにしょうゆもプラスして、香ばしく仕上げます。

4. シイラの粒マスタード香草パン粉焼き

洋食では香草パン粉焼きも定番の料理で、魚や肉のクセやくさみを抑えるのによく使われる調理法。パン粉に粉チーズとにんにく、市販のハーブミックスを混ぜます。さらにシイラの切り身に粒マスタードを塗って、ほのかな苦味と上品な辛さをプラス。文句なしのおいしさです。
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