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シイラとは?
シイラはスズキ目に属する魚です。名前の由来は、シイラの身が薄いことから、実が詰まっていない稲(粃=しいな)に例えたという説が有力。「しいな」が変化して「シイラ」と呼ばれるようになったといわれています。また、一度にたくさん獲れることから「万引(まんびき)」や「九万疋(くまびき)」などの別名も。
ハワイでは高級魚として扱われ、「マヒマヒ」の名前で知られています。ハワイ語で「MAHI MAHI=非常に強い」を意味し、釣り上げたときの引きが強いことが由来です。シイラは釣り好きの間でも人気の魚なんですよ。
ハワイでは高級魚として扱われ、「マヒマヒ」の名前で知られています。ハワイ語で「MAHI MAHI=非常に強い」を意味し、釣り上げたときの引きが強いことが由来です。シイラは釣り好きの間でも人気の魚なんですよ。
シイラの特徴
シイラの成魚は、全長2m近くにもなる大型魚です。体は厚みがなく平ら。背が青く、腹が黄色く腹側に黒っぽい斑点があることが特徴です。
また、オスは頭の前部が盛り上がっています。メスの頭部は丸みがあるため、見た目で区別できるのも特徴のひとつです。
また、オスは頭の前部が盛り上がっています。メスの頭部は丸みがあるため、見た目で区別できるのも特徴のひとつです。
シイラの生息域と旬
生息域
シイラは、世界中の熱帯や温帯地域に広く生息しています。日本近海でも、全国の沿岸から沖合にかけて広く生息。季節によって回遊し、初夏から夏にかけて北上します。秋になると南下するのが特徴です。
旬
シイラの旬は7月~10月頃です。東京中央卸売市場によると、2020年は9月と10月にもっとも多く出荷されています。(※1)
シイラの主な産地
東京中央卸売市場によると、2020年でもっとも漁獲量が多かったのは千葉県で約11トン。2位は京都府で約10トン、3位は神奈川県で約7トンです。(※1)
シイラの味わいは?味が似ている魚は?
味わいの特徴
シイラはくせがなく淡泊な味わいが特徴です。高知県ではシイラのフライで作る「しいらバーガー」がご当地グルメとして人気。また、宮崎県ではシイラを焼酎粕と麹に漬け込んだ「宮崎焼酎もろみ漬け」が、宮崎県水産物ブランド認証品に認定されています。
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