ライター : 伊藤 千亜紀

フードアナリスト

うどんのおすすめの具

あると心強い味方で、どの家庭にも必ず常備されているうどん。生麺、乾麺、冷凍麺。皆さんはどんな具材、薬味で食べることが多いですか?常備しているわりにどうしても、「かけうどん」などワンパターンになってしまって、なかなかバリエーション豊富に、とはいかないと思いませんか?

でも、実はうどんは調理も簡単で、いろいろとアレンジができます。疲れて帰ってきた日や暑くて何もやる気が起きない時、体調の悪い時でも短時間で調理可能。しかも、おいしく食べられて体にやさしく、何かと食卓に上る機会も多いですよね。

スープや具材を変えれば幅広いアレンジができます。温うどんや冷うどん、混ぜるだけで簡単にできるメニューなどがありますね。調理方法や味付けを変えると、毎日でも飽きずに食べられそう!

基本にひと手間加えたアレンジレシピから、あつあつの味噌煮込みうどん。バジルを使ったイタリアンテイストのオシャレなうどんまで、いろいろな味が楽しめる。冷凍うどんを使った和風・洋風・中華風のおすすめのレシピや、お手軽レシピなどをたっぷりご紹介します。

いろいろなレシピに挑戦して、お店で食べるよりもおうちで食べるほうが、おいしくなりそう。今日からうどん名人になってみましょう♪

簡単に一味変える具材6種

1. 青ネギ

青ネギはうどんの薬味堂々の第一位ではないでしょうか?青ネギは細いものから太いものまでいくつか種類がありますが、ご家庭でよく使われているものは細い万能ねぎや刻みねぎと呼ばれ、ストックして必要な時に使うと料理の仕上がりはガラッと変わります。その中でも刻みねぎは、毎日の汁ものやおかずにあると、とっても便利ですよね。 細い青ネギは辛味が少ないので、刻んでそのまま使うことができますが、長ねぎや九条ねぎなど太いネギは、そのままだと辛みが強いので、水の中でもみ洗いをして、辛みを少し落としてから使うと料理と合わせやすいです。温かいつゆでうどんと一緒に食べるとしんなりし、ネギの甘味・旨味がしっかり味わえます

2. とろろこんぶ

とろろこんぶは、何層にも重ねた昆布を鰹節のように薄く削ったものです。定番のようでもあるけれど、あまり使い道がないイメージもあり、とろろこんぶだけで食べることはしないはず。

しかし、うどんの上にのせる具材がないとき、火を通すこともなく、ちぎってのせるだけでトロッとうどんと絡んで、さらっとしながらもアクセントのある味をいただけるなんとも便利なひと品です。細かくほぐすとふわふわながら、もちもちっとした食感があります。スッキリとした喉ごしの、おだしにもとろろこんぶが入っているだけで、コクが深まり腹持ちも良さそう!

3. 生卵

いつでも冷蔵庫にある私たちの身近な食材「卵」。生卵だけを食べるということはあまりしないですよね。でも、料理の上に卵黄を1つのせてみるだけで、とっても豪華に見えたり食欲をそそられます。ごはんや麺類の上にのせると辛い料理も少しマイルドになりますね。

うどんのおだしの中で黄身が流れ出す瞬間はなんとも言えません。ぶっかけうどんや煮込みうどんに入れても、あるのとないのとではまた一味違った味を楽しめます。

4. 明太子

ぴりっと辛い明太子といえば、ごはんのおともとして思い浮かぶのではないでしょうか。つぶつぶとした食感や、辛さがやみつきになってしまう食材です。

明太子はほぐしておくだけで簡単にひと品作れます。ゆでたうどんに、明太子+ポン酢ですと和風に。同じく、ゆでたうどんに明太子+生クリーム+麺つゆで洋風に。うどんに明太子+1することで、短時間で色んなバリエーションが楽しめます。

5. 大根おろし

大根おろしは焼き魚や肉料理、お鍋、ごはんなど、主役を引き立てる名脇役ですよね。もちろん「薬味」にも欠かせません。 大根は葉っぱ側が辛味が弱く、甘みのある部位。大根おろしでも辛味が少なく食べやすいです。中央は甘みが強い部位で、大根おろしにすると一番おいしい部位です。根っこ側は辛味・アクが一番強い部位で大根おろしにすると辛さが際立ちます。 お好きな辛さの部位で、大根おろしを具材にし、さっぱりうどんをいただきましょう。

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