
ライター : ちあき
育児のかたわらライターをしています。元出版社勤務、料理も食べ歩きも大好きです。母になっても好奇心を大切にしていきたいと常々思っています。みんながハッピーになれるグルメ情報が…もっとみる
ブロッコリーの保存は冷凍がおすすめ
朝ごはんのサラダに、晩ごはんの炒め物の中に、お弁当の隙間を埋めるために・・・・・・様々な場面で大活躍のブロッコリー。ビタミンやカリウムも豊富に含んでいて、栄養満点の野菜です。
そんなブロッコリーの保存に適した温度は、0℃~5℃。常温は適さず、冷蔵保存でも生のままだと、2~3日でせっかくのキレイな緑色が黄ばんだような残念な色に変わってしまいます。
黄色になってしまうと、せっかくの栄養価がダウン。そこで、ブロッコリーのキレイな緑色を維持しつつ、長持ちさせる方法として、「冷凍保存」がおすすめだと言われています。今回は、そんなブロッコリーの冷凍保存法をご紹介します。
生のブロッコリーを冷凍保存
手順
生のままでブロッコリーを冷凍保存すると、ブロッコリーのシャキっとした歯ごたえを損なわず、ブロッコリーの良さを維持することができます。また、加熱をしないことでビタミンが抜けにくいというメリットもあります。
では、生のままの保存方法の手順をご紹介します。まず、ブロッコリーを小房に分けて切り落としていきます。次に、1つ1つラップに包みます。最後にジップ付き保存用袋に入れて、冷凍庫で保存します。
以上のように、簡単に保存できてしまいます。急速に凍らせたいときには、ブロッコリーをラップに包んだ後にアルミホイルで包んでから冷凍したり、金属のトレーの上において冷凍するとよいでしょう。生のままの保存は、買ったときの状態から栄養価さを落とず、おいしくいただくことができ、簡単なのでぜひ試してみてください。
保存期間
生のままで冷凍した場合は、生のままで冷蔵保存したときよりも保存期間が延びます。生のままの冷蔵保存は、上記でも書きましたが購入してから2~3日で傷み始めてしまうので、2~3日以内で消費しなくてはならなくなります。
ブロッコリーのつぼみが黄色に変色してしまうのは、つぼみが開き始めている状態だからです。また、変色してくると、食感と味の変化があり、また見栄えがよくないためお弁当などには使いにくいですが、食べるには問題はありません。しかし、どうせなら鮮やかな緑のブロッコリーを食べたいですよね。
生のままで冷凍したブロッコリーの保存期間については、1ヶ月が目安です。冷蔵保存よりもだいぶ保存期間が延びますので、多めに購入しても対策ができます。また、変色もなく、味も食感もほとんど損ないません。
▼これも知っておきたい!ブロッコリーの正しい洗い方は?
茹でてから冷凍する方法
手順
ブロッコリーを一度茹でてから保存すると、解凍してすぐに使うことができたり、一度茹でていることから、小房がぽろぽろと崩れるのを防いだりするメリットがあります。
まず、ブロッコリーを小房に切り分けます。次に、塩を加えた熱湯で30秒ほど、固めに茹でます。茹でたらザルにあげて水気をきり、キッチンペーパーでしっかり水気を拭き取ります。荒熱が取れたら、ブロッコリーをジップ付き保存用袋に入れて、冷凍庫で保存します。
栄養価や味わいを損ねないために、高温で短時間加熱するのがおすすめです。塩は、一つまみがよい加減になります。一度ひと手間をかけて下茹でしているので、使う時には解凍してすぐに調理ができます。忙しいときなどに便利な方法です。ぜひ、お試しください。
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