生後100日を祝福!「お食い初め」の料理の意味&レシピを総まとめ

赤ちゃんの生後100日ごろに行われる伝統的なお祝い事「お食い初め」。料理の意味やレシピをご存じですか?初めて経験する方にとって、わからないことが多いものです。ここでは、お食い初めのオーソドックスなレシピと意味を紹介します。

お食い初めの料理、どうすればいい?

お食い初めというのは、生後100日ごろに行われる、日本の伝統的なお祝い事です。赤ちゃんが「一生食べ物に困らず、すくすくと成長できますように」という願いが込められているのです。

お食い初めの期限や由来というのは、はっきりとはわかっていません。文献によると、平安時代の頃から行われていることがわかっています。さらに、室町時代には多くの、お食い初めの記録が残っていることから、このお祝い事は古くから連綿と行われてきているのです。

元々、お餅を食べさせていたようなのですが、江戸時代になって現在の形になりました。

どんなことをするの?

お食い初めは、生後100日前後の赤ちゃんに初めての食べ物を用意して、食べる真似をさせる行事です。実際に100日前後というのは生後3ヵ月を過ぎたあたりですから、母乳やミルクで成長している時期。離乳食にもまだ早い段階です。

そのような時期ですから、お食い初めと言っても、実際に食べさせるわけではありません。あくまでもお祝いの儀式として食べる真似をするだけなのですが、それでも用意する食事は多彩なものになります。

とは言っても、現在ではお食い初めの簡素化も進んでいて、記念写真を撮るだけ、あるいはネットなどで宅配サービスの「お食い初めセット」を注文して済ませることも多くなってきたようです。

ここでは、古式に則ったお食い初めの料理や意味について紹介します。

お食い初めの料理と意味

お食い初めのメニューは、日本料理の基本である、一汁三菜を基本としています。まずは、お食い初め用の「祝い膳」を用意します。お食い初めのメニューには地域ならではのものがありますので、ここでは一般的なものを紹介しています。

また、食器については男の子用のものと、女の子の用のもので色が違うので注意しましょう。男の子用は側が朱色で、女の子用の側は黒色になります。

鯛はお祝い事には必ず出てくる魚です。「めでたい」の語呂合わせもあって、お祝い事には欠かせない魚といえます。身近なところでは、横綱襲名の祝いの席で、新横綱が大きな鯛を持っているのが印象的です。

このように、古くからめでたい席では、鯛の尾頭付きが日本ではつきものとされてきました。それは、お食い初めのお祝い事でも同じです。

また、鯛には人の先頭に立てるように、という意味があります。形だけとは言っても、赤ちゃんの口につけるのでしっかりと火を通しておきましょう

赤飯

おめでたい行事のときに欠かせないのが赤飯です。もちろん、赤飯ではなく、季節の食材を混ぜたご飯や白米でも問題ありません。ご飯は各地域の特徴が出やすい部分ですから、その点にも注意したほうがいいです。

お赤飯にこだわらないのでしたら、旬のものをいれた炊き込みご飯も、お食い初めのメニューに彩りを添えそうです。見た目が華やかになりますから、白米よりも豪華に見えます。

お吸い物

お吸い物には、「おっぱいを飲んですくすくと成長しますように」という願いが込められいます。食材には季節のものをいれるようにします。

日本料理では、古来、一汁三菜が徹底されてきました。その一汁となっているのがお吸い物なのです。質素なものが多い中で、野菜は人参など彩りのいいものを入れるのが基本と言えます。

煮物

煮物はおめでたい意味で、昆布やタケノコなど、海の幸・山の幸をふんだんに入れ、さらに旬を感じさせるものを準備するようにします。お祝い事ですから、紅白を人参と大根で彩ると縁起が良いとされています。

現在においては、旬を意識しなくてもほとんどの食材が手に入るので、食材選びに困ることはなさそうです。

香の物

香の物は、しわができるまで、長寿でいられますように、との願いを込めて梅干しを添えることが多いようです。旬の食材を入れることが多いので、これにも各地域の名産や特産などが入る部分ですね。

反対に何を入れるか迷うときは、梅干しをちょこんと乗せているだけでも問題はありません。

歯固めの石

主に、香の物に、丈夫な歯が生えるようにという願いを込めて「歯固めの石」を添えます。これも地域によってはタコや栗などを添えるところもあります。

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