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お食い初めとは
赤ちゃんが生まれてから100日ほど経つころにおこなうお食い初めという儀式があります。赤ちゃんがこれからの人生で食べ物に困らず生きていけますようにと願って行われる儀式です。歯が生え始める時期でもあるので、そのお祝いも兼ねて行われます。
お食い初めの献立には、赤飯・鯛・お吸い物・煮物・香物などを準備するのが一般的。しかし実際にこれらを赤ちゃんが食べるわけではなく、食べるまねをするのがお食い初めです。この“食べるまね”をさせるのは最年長の方がおこなうなど、ご家庭によって決まりごとがある場合もあるので、事前にしっかり確認しておきましょう。
お食い初めの献立の中に、歯固めの石が入っています。そのほか、地域によって「いつするのか」「どこでするのか」といった風習もあるので、家族と相談しながら決めましょう。
お食い初めの石とは
上で述べたように、お食い初めの儀式で用意するもののひとつに歯固めの石があります。日本では昔から長生きをするためには、丈夫な歯を持ちしっかり食べ物を噛むということが必要とされてきたのです。
「石のように固い歯が生えて健康に育ち、長生きしますように」という願いを込めて儀式が行われます。
どんな石でもいいの?
歯固めの石の種類には、「これでないといけない」という決まりはありません。
1cmくらいのものもあれば、5cmくらいのものもあります。また丸くツルンとした肌触りのものもあれば、角ばっているものなどさまざま……。黒・白・赤の石をそろえることが正式とも言われますがこだわる必要はありません。
神社から借りてくる場合は、1~2個持ち帰りやすいものを選びましょう。
石の入手方法
宮参りのご祈祷時に入手できる神社
神社によりますが、お宮参りをした神社で祝い箸などと一緒に歯固めの石を授かることがあります。そうでない場合は、境内の小石を拾ってお借りしましょう。
近くの神社の境内から借りる
地元の氏神様の神社にお参りして、その境内にある小石を拾ってお借りしましょう。
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