合わせて覚えておきたい!お食い初めの基礎知識

お食い初めに用意するもの

お食い初めでは、食器は正式には漆器で高足の御膳を使います。器の色は赤ちゃんの性別によって異なり、男の子は内外共に朱塗りで、女の子は外側が黒塗りで内側が朱塗りのものを使いますよ。

食器は、ごはんを盛り付ける飯椀、お吸い物を盛り付ける汁椀、煮物のような暖かい料理を盛り付ける平椀、酢の物や刺身など冷たい料理を盛り付けつぼ椀、歯固め(石)や梅干しを盛り付ける高坏が基本です。尾頭付きの鯛は別皿を用意するのが一般的ですよ。

箸は、お祝い事の席で用いる祝い箸を用意しましょう。祝い箸の長さは、「末広がりの八寸」を表す約24cm。両端が細く中央がふくらんでいて、丈夫な柳の木で作られています。

お食い初めの順番・やり方

基本の流れ

  1. ごはん
  2. お吸い物
  3. ごはん
  4. 焼き魚
  5. ごはん
  6. お吸い物
  7. これを3回繰り返し、最後に歯固めの儀式をおこなう
お食い初めでは、料理を食べさせる順番が決まっています。地域によって違いはありますが、基本の流れはごはん→お吸い物→ごはん→焼き魚→ごはん→お吸い物の順です。この流れを3回繰り返し、最後に歯固めの儀式をおこないましょう。

実際には赤ちゃんはまだ食べられないため、口元に運んで食べさせる真似をします。歯固めの儀式では、歯固めの石に箸で触れて、それを赤ちゃんの口元や歯茎にそっと当てましょう。儀式のあと、料理を家族でおいしくいただきます。

お食い初めのレシピと手順を知っておうちでお祝いしよう

お食い初めは、赤ちゃんの生後100日~120日の間に家族でおこなうお祝い行事です。赤ちゃんにとって一生に一度のことなので、手作り料理でお祝いしたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

さまざまな決まりごとがありますが、できる範囲でおこなえばOKです。ご家族と相談し、チャレンジしやすいレシピや地域ごとの習わしを取り入れてみましょう。赤ちゃんが健やかに育ちますように、願いを込めてお食い初めのお祝いをしてくださいね。

※お使いの機種によって、電子レンジの加熱時間は異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。
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