【お吸い物】昆布だしで作るはまぐりのお吸い物

Photo by macaroni

昆布だしで作るはまぐりのお吸い物は、旨味が凝縮した滋味深い味わい。はまぐりは火を入れすぎると身が硬くなるので、食べる直前に作るのがおすすめです。もしくは、貝が開いたら取り出し、食べるときに椀に入れて温めた汁を注いでもOKですよ。三つ葉を散らして彩りをアップ!

【香の物】調味料3つで作る紅白なます

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紅白なますは、おめでたい席にぴったりです。さっぱりとした味わいで食べやすく、箸休めとしても最適。作り方も簡単で、美しく仕上げるにはにんじんの量を大根の2割程度にするのがポイントです。お好みでゆずの皮を加えれば、爽やかな香りがアクセントになりますよ。

料理以外で用意するもの

お食い初めの儀式では、料理以外にも用意するものがあります。慌てないよう、早めに準備しておくと安心ですよ。

食器

お祝い膳には高足膳(たかあしぜん)と漆器(しっき)を使うのが正式です。漆器は男女で色が異なり、男の子用は外側も内側も朱塗り、女の子用は外側が黒塗りで内側が朱塗りのものを使います。

飯椀(赤飯)、汁椀(お吸い物)、平椀(煮物)、つぼ椀(香の物)、高坏(歯固め石)が基本で、尾頭付きの鯛には別皿を用意するのが一般的。現在では漆器にこだわらず、ベビー食器で代用するケースも増えています。

祝い箸

祝い箸はハレの日に使われます。「寿」の文字が書かれた箸袋に入っており、丈夫で生命力のある柳の木で作られているのが特徴。長さは縁起のよい末広がりの八寸(24cm)で、箸の両端が細く、真ん中がふくらむように削られています。百貨店や大きなスーパーでも購入可能です。

歯固め石

赤ちゃんの生後100日頃というのは、ちょうど歯が生え始める時期。石のように丈夫な歯が生えることを願い、歯固め石を用意します。石の入手方法は、お宮参りの際に神社で歯固め石を授かるケースが多く、硬さを象徴する栗やクルミなどで代用することも可能。

歯固め石は、料理とともにお祝い膳に並べましょう。料理を食べさせる真似をしたあと、箸で歯固め石に触れ、立派な歯が生えるよう、箸先を赤ちゃんの歯茎にやさしくあてます。

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