ライター : Raico

製菓衛生師 / フードコーディネーター / フードライター

料理のストレスが減る「ポリ袋レシピ」

Photo by 菅 智香

手軽で時短にもなる「ポリ袋レシピ」。調理から後片づけまでポリ袋ひとつで完結するレシピも多いため、忙しい日常の中でも料理のハードルをぐんと下げることができます。

この記事では、ポリ袋レシピのメリットや注意点、おすすめレシピをまとめてご紹介します。

ポリ袋を使用するメリット

  1. シンプルな調理方法で作りやすい
  2. 調理時間が短縮できる
  3. 食材の風味や栄養を逃しにくくなる
  4. 災害時やアウトドアにも役立つ
ポリ袋を使った調理は、材料を袋に入れて混ぜるだけのシンプルな方法なので、料理が苦手な人でも気軽に挑戦できます。洗い物も少なくて済むので、後片付けも楽チン!

また袋の中で熱が効率よく伝わるので、普通の調理より火の通りが早くなり調理時間もグッと短縮できます。袋が密閉されているので食材の旨みや香りが逃げにくく、栄養もそのまましっかり閉じ込められる点も嬉しいポイント。

火加減の調整が簡単で専用の調理器具がいらないので、災害時の非常食作りやキャンプなどのアウトドアシーンでも大活躍しますよ。

ポリ袋を使用する際の注意点

耐熱温度を確認する

ポリ袋で料理を作る際は、必ず耐熱仕様のものを使用しましょう。電子レンジや湯せん調理時に溶けたり有害物質が出るおそれがあるため、食品用の耐熱ポリ袋を使うことが重要です。スーパーの袋などは食品調理には不向きなので、必ず「食品用」と明記されたものを選んでください。

耐熱皿を使用する

ポリ袋を電子レンジや湯煎で加熱する場合は、ポリ袋が直接熱に触れると破れたり溶けたりするのを防ぐため、直接加熱せずに耐熱皿や耐熱容器の上に置いて使用しましょう。耐熱皿を使うことで加熱ムラも減り、食材を均一に温めることができますよ。

加熱方法に応じた袋の口の閉じ方

ポリ袋で調理をする場合は、加熱方法によって、袋の口の閉じ方を工夫することが大切です。湯せんする場合は袋の空気をしっかりと抜き、調味液や蒸気が漏れないように口を結びましょう。

電子レンジで加熱する際は、袋内の蒸気圧が上がりすぎて破裂するのを防ぐため、袋の口を完全に閉じず、少し空気が抜けるようにゆるく結ぶか軽く閉じるようにしてください。

ポリ袋で完結する。お手軽レシピ7選

1. しっとり仕上がる。サラダチキン

Photo by Uli

ポリ袋とお湯があれば簡単にサラダチキンが作れますよ。鶏むね肉を調味料と一緒にポリ袋に入れ、湯煎でじっくり加熱するだけ。しっとりジューシーな仕上がりで、ヘルシーな一品が完成します。味付けのアレンジもしやすいので、お好みの味を見つけてみてください。

2. レンジでOK。明太子パスタ

Photo by 山形ゆかり

忙しい日にぴったり!ポリ袋とレンジで簡単に作れる明太子パスタです。ゆでずにレンチンするだけで、もちもち食感のパスタが完成。洗い物も最小限で済むので、時短&節約にもぴったり。

電子レンジを使用するので、ポリ袋の口は結ばずふんわりと折りたたむようにしてください。
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