目次
小見出しも全て表示
閉じる
イカの種類は450種類以上!?
イカとは頭足類に属する軟体動物の総称。8本の腕のほかに、それよりも長い2本の触腕(しょくわん)持ち、海中を自由自在に動き回ります。
イカは世界に450種類以上、日本近海には100種類以上が生息しているといわれていますよ。食用とされるのはそのうち30種類程度で、お刺身や天ぷら、炒め物など、さまざまな料理で食べられています。
イカは世界に450種類以上、日本近海には100種類以上が生息しているといわれていますよ。食用とされるのはそのうち30種類程度で、お刺身や天ぷら、炒め物など、さまざまな料理で食べられています。
イカは大きく2種類に分けられる
イカは「ツツイカ」と「コウイカ」という2種類に大別できます。
ツツイカは細長い形をしているのが特徴で、日本の食卓にも並びやすい「スルメイカ」や「ヤリイカ」、「アオリイカ」や「ケンサキイカ」、「ホタルイカ」などはこちらに含まれます。
コウイカは背中に固い甲(軟骨)を持ち、胴体は太く楕円形をしているのが特徴で、身は厚くておいしく、甲の部分はカルシウムが豊富。「シリヤケイカ」や「コブシメ」といった種類があります。
ツツイカは細長い形をしているのが特徴で、日本の食卓にも並びやすい「スルメイカ」や「ヤリイカ」、「アオリイカ」や「ケンサキイカ」、「ホタルイカ」などはこちらに含まれます。
コウイカは背中に固い甲(軟骨)を持ち、胴体は太く楕円形をしているのが特徴で、身は厚くておいしく、甲の部分はカルシウムが豊富。「シリヤケイカ」や「コブシメ」といった種類があります。
代表的なイカの種類12選!旬・産地もチェック
1. スルメイカ
ツツイカ目アカイカ科に属するイカで、胴体は細長く、赤みのある色合いをしています。日本周辺に広く生息していて、日本における水揚げ量の7割はスルメイカといわれています。
干物や乾物、刺身として出回っていて、年間を通し安定しておいしいイカです。主な産地は北海道、青森県、石川県で、夏から秋にかけてが旬の時期です。
干物や乾物、刺身として出回っていて、年間を通し安定しておいしいイカです。主な産地は北海道、青森県、石川県で、夏から秋にかけてが旬の時期です。
2. ヤリイカ
ツツイカ目閉眼亜目ヤリイカ科に属するイカで、全体的に細長く先端が尖った形をしています。槍のように見えることからその名前が付けられたといわれていますよ。
上品な甘みが感じられる味わいで身は薄く、食感がよいとされています。主な産地は北海道(函館市)、青森県、長崎県で、旬は2~4月の初春頃です。
上品な甘みが感じられる味わいで身は薄く、食感がよいとされています。主な産地は北海道(函館市)、青森県、長崎県で、旬は2~4月の初春頃です。
3. アオリイカ
ツツイカ目開目亜目ヤリイカ科に属する、非常に大きいイカです。最大で6kg以上になることもあり、イカのなかでもっとも高級な種類とされています。
強い甘みと旨味、歯ごたえのよさを持っており、寿司ネタでは高級品として扱われる種類です。日本近海に広く生息していますが主な産地は西日本。春から初夏にかけてが旬の時期だとされています。
強い甘みと旨味、歯ごたえのよさを持っており、寿司ネタでは高級品として扱われる種類です。日本近海に広く生息していますが主な産地は西日本。春から初夏にかけてが旬の時期だとされています。
4. ケンサキイカ
ツツイカ目開目亜目ヤリイカ科に属するイカ。スルメイカやヤリイカのように細長い見た目をしていて、温暖な海域を好むのが特徴です。高級品として知られていて、スーパーに並ぶことはほとんどありません。
身は厚みがあって、上品な味わいが楽しめますよ。主な産地は島根県、山口県、長崎県で、旬の時期は3月~9月頃です。
身は厚みがあって、上品な味わいが楽しめますよ。主な産地は島根県、山口県、長崎県で、旬の時期は3月~9月頃です。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
暮らしの人気ランキング