牛ホルモンと豚ホルモンの違い

私たちがよく口にしているホルモンに、牛ホルモンと豚ホルモンがあります。牛と豚のホルモンにはどんな違いがあるのでしょうか。ぞれぞれの違いについてご紹介していきます。

値段の違い

焼肉屋さんには牛ホルモンがメインで置かれているのが多く、スーパーでは豚ホルモンを見かけることが多いでしょう。牛ホルモンのほうが少し値段が高めで、豚ホルモンのほうが安価に手に入りやすいです。

食感の違い

牛ホルモンのほうが比較的やわらかく、ジューシーな部位が豊富です。一方、豚ホルモンは、歯ごたえのある食感を楽しめますよ。

名称の違い

豚ホルモンと牛ホルモンでは、呼び方が変わる部位があります。ホルモンの王道ともいわれる大腸は、牛の場合は「シマチョウ」、豚の場合は「ダイチョウ」と呼びます。牛ホルモンでは「マルチョウ」と呼ぶ小腸は、豚ホルモンだと「ヒモ」です。これらを覚えておくと、食べ比べの際に便利ですよ。

栄養豊富で美容にもおすすめ!

ホルモンは、昔は食べずに捨てられていた部分でした。しかし、ホルモンには、栄養が豊富であるとご存知ですか?とくに美容が気になる女性には、魅力的な栄養素が含まれていますよ。ホルモンには、どんな栄養素が含まれているのか、チェックしていきましょう。

ビタミンが豊富

ホルモンはビタミンが含まれていますが、部位によって含有量が異なります。ハツには、糖質をエネルギーに変える反応を助ける「ビタミンB1」や、エネルギー代謝をサポートしたり、皮膚や髪の細胞の再生に関わる「ビタミンB2」が多く含まれています。

マルチョウ(ヒモ)には、「ビタミンB12」が豊富です。ビタミンB12には、葉酸とともに赤血球を生成する作用があるほか、アミノ酸や脂肪酸の代謝に関わっています。

レバーには「ビタミンA」「葉酸」が多く含まれているのが特徴です。ビタミンAは、目や皮膚の粘膜を正常に保つはたらきがあります。前述した通り、葉酸は、ビタミン12とともに赤血球の生成に関わる栄養素です。(※3,4,5,6,7)
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