おでん茶飯に、桜飯……。実は3種類もある「茶飯」のレシピ集

日本で昔から親しまれてきた「茶飯」ですが、実は3種類もあるってご存知でしたか?今回はそれぞれの茶飯の特徴と作り方をご紹介!どれもスーパーで手軽に購入できる食材を使ったものなので、ぜひご家庭でお試しあれ。茶飯でごはんの新たな魅力を楽しんで!

2019年6月5日 更新

実は3つもある「茶飯」

茶飯とは、お醤油などで味をつけたご飯、もしくはお茶と一緒に炊き上げたご飯のこと。地方によって具材やお茶の種類が変わり、大きくわけて3種類あります。

ひとつ目の「桜飯」と呼ばれ、少量のお醤油と出汁などで炊き上げたもので、茶葉は加えないもの。東京のおでん屋さんで食べられるところから、「おでん茶飯」「きがら茶飯」とも呼ばれる味付けご飯です。

もうひとつは、奈良の郷土料理の「奈良茶飯」 研いだ米に水の代わりに、ほうじ茶を加えて炊き上げたものです。仕上げに塩と抹茶を混ぜることもあるんですよ。

最後のひとつは、静岡の郷土料理の「茶飯」 水の代わりに緑茶を加えて炊き上げたものです。お茶の名産地である静岡でよく食べられる茶飯です。

次からは、これら3つの茶飯について詳しくご紹介していきます。

江戸から続くおでん茶飯「桜飯」

茶色いお茶碗に盛り付けた茶飯「桜飯」

Photo by migicco

桜飯は、お米に醤油や塩、みりんを加え炊き上げたご飯のこと。地方によってはタコを入れたり(いわゆるタコ飯)、塩漬けした桜の花を散らす風習があります。東京の下町にあるおでん屋さんで、おでんと一緒にいただくことも多い茶飯です。

また、江戸時代から続く静岡県遠州地方(特に浜松市周辺)の郷土料理でもあります。長岡藩の家老も好物だったらしく、昔から合格祈願やお祝い事など縁起物とされていたそうです。

さまざまな名前を持っている

この茶飯は、炊きあがり薄茶色のご飯がうっすら色づくところから、「桜飯」「おさくらごはん」と呼ばれています。また、黄褐色を表す木枯色になぞらえて「きがら茶飯」、おでん屋さんでよく食べることから「おでん茶飯」など、さまざまな愛称で親しまれる茶飯です。

桜飯の作り方

さっぱりとした風味を楽しめる桜飯をご紹介します。こちらはタコを加えない一番オーソドックスなレシピ。夏場はもちろん、冬場でも軽めのごはんで胃を落ち着かせたいときにぴったりなひと品です。最後に大葉と生姜を千切りにして飾りつけても爽やかでいいですね。
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