Q. 赤味噌と白味噌は代用できますか?

A:赤味噌と白味噌は代用可能です。ただそれぞれの味噌では、塩分濃度が異なります。料理に応じて塩を加える、だし汁を増やすなど塩加減を調整する必要があります。

ただし赤味噌であればどて煮や田楽、白味噌であれば西京焼きなどのように、それぞれの味噌の特徴を生かした料理の場合、代用はおすすめしていません

Q. 赤味噌と八丁味噌の違いは何ですか?

A:赤味噌は原料、作り方に関係なく「熟成期間が長く赤っぽい味噌」を総称して呼びます。

一方で、八丁味噌は「赤味噌の一種で大豆を原料にし、大豆と塩のみで長時間熟成したもの」を指します。愛知県岡崎市にある旧八丁村が発祥であることから名付けられ、八丁味噌と名乗ることができるのは一定の基準を満たした味噌のみです。

Q. 赤味噌と八丁味噌は代用できますか?

A:赤味噌と八丁味噌は色や風味が似ているので、代用可能です。八丁味噌は濃厚なうま味が特徴的なので、砂糖やみりんを加えることでより近い味になります。

八丁味噌の発祥の愛知県の郷土料理である、味噌煮込みうどんや味噌カツ、どて煮には八丁味噌が使われており、こってりした料理に適しています。

Q. 赤味噌と赤だし味噌の違いは何ですか?

A:赤だし味噌は「豆味噌や米味噌などの複数の原料と、だしなどの調味料を調合した味噌」です。大豆を原料とする八丁味噌に比べると、まろやかな味わいを楽しめます。

一方で、赤味噌は色が赤っぽい色をした味噌全般を指します。つまり原料や調味料などは関係なく、色が赤っぽいものは赤味噌に分類されます。

Q. 赤味噌と赤だし味噌は代用できますか?

A:赤味噌と赤だし味噌は代用することができます。赤だし味噌はコクがある味わいが特徴なので、赤だし味噌を赤味噌で代用する場合は、みりんや酒などでコクをプラスするのがおすすめです。

赤だし味噌はだしが入っているものと、入っていないものがあります。赤味噌を赤だし味噌で代用する場合はパッケージをよく見てください。だしが入っている赤だし味噌を使う場合は、ほかの調味料やだしの量を調節する必要があります。

赤味噌を使っていつもと違うレシピを楽しもう!

赤味噌を使うと料理のコクがアップしたり、味に深みが出たりします。しかし味噌は身近な調味料ではあるものの、赤味噌と聞くとあまり馴染みがない方も多いでしょう。

どて煮や味噌玉など赤味噌をメインで使う料理にまだ慣れていない方は、ビーフシチューやカレーなど隠し味程度から赤味噌を楽しんでみてくださいね。

※電子レンジはお使いの機種によって加熱時間が異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。

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