ライター : Raico

製菓衛生師 / フードコーディネーター / フードライター

オーブンで作る!丸ごとじゃがいものローストポテト

Photo by Raico

調理時間 60
外はカリッと、中はほくほくのおいしさがたまらない、ローストポテト。じゃがいもを丸ごと使うと、栄養を逃がさないうえに香ばしさがプラスされるのもよいところです。ハーブやレモンをプラスすれば、風味がぐっとアップ。肉料理の付け合わせやサイドディッシュにいかがでしょうか。

材料(2〜3人分)

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ローストポテトをおいしく作るコツやポイント

  1. 熱が入りやすい小さなじゃがいもや新じゃがを使う
  2. 全体的にオリーブオイルやバターをまぶす
  3. オーブンで焼く途中、取り出して混ぜる
じゃがいもを丸ごと使う場合は、皮が薄くてやわらかい小粒の新じゃがを使うのがおすすめです。蛇腹状に切れ目を入れるときは、じゃがいもの上下に割り箸を置いて切るとやりやすいでしょう。焼きムラを防ぐために、オーブンに入れて20分ほどしたら一度取り出して混ぜ、再度オーブンで焼いてくださいね。

じゃがいもを皮ごとを食べる際の注意点はこちら▼

下準備

・オーブンは200℃に予熱しておく ・バターは溶かしておく

作り方

1.じゃがいもに切れ目を入れる

上下に割りばしを置き、じゃがいも煮切れ目を入れる様子

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じゃがいもは皮が付いたままきれいに洗って水気を切り、2mm程度の細い切り込みを入れます。下まで全部切らないように気をつけましょう。じゃがいもの上下に割り箸を置くと、切りやすいです。
じゃがいもを耐熱皿にのせる様子

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じゃがいもがやや大きい場合は、耐熱皿にのせてふんわりとラップをし、電子レンジ600Wで2~3分加熱します。

2.じゃがいもに味付けする

にんにくを混ぜたオリーブオイル、カットしたスライスレモン、葉を外したタイム

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にんにくはみじん切りにし、オリーブオイルとにんにくを混ぜ合わせます。タイムは枝から葉を外します(枝も焼くときに使用します)。レモンは6等分に切ります。
耐熱皿にのせたじゃがいもに、溶かしバターをはけで塗る様子

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耐熱皿に1をのせ、にんにくを混ぜたオリーブオイルをスプーンでかけます。切れ目の間にも入るように、しっかりとかけましょう。さらに溶かしバターをはけで塗ります。
耐熱皿にのせたじゃがいも煮、タイム、レモン、パセリを散らす様子

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タイム、レモン、パセリをちらし、塩、黒こしょうを振りかけます。

3.オーブンで焼く

網の上にのせた、耐熱皿に入った丸ごとローストポテト

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200℃のオーブンで20分ほど焼きます。一度取り出してざっくりと混ぜて、再度15~20分焼きます。こんがりと全体に焼き目が付いたらできあがりです。オーブンで焼く時間は、じゃがいもの大きさやオーブンによって調節してください。

よくある質問

質問回答
1. ローストポテトにおすすめのじゃがいも品種は?メークイン、インカのめざめ、インカルージュなど
ねばりがあって崩れにくいうえに、甘みもあるため
2. じゃがいもを皮ごと食べるときの注意点は?皮が緑色になっていないこと、よく洗い芽を取り除くこと 
3. オーブン以外でも作れる?作れる。電子レンジで加熱してからトースターで焼く
4. 時短で作る方法は?あらかじめ電子レンジや蒸し器でじゃがいもを加熱しておく、皮が薄く水分の多い新じゃがを使う
5. ローストポテトのアレンジレシピは?とろけるチーズをはさむ、粉チーズをまぶす、ベーコンやハムと一緒に焼くなど

カリッとほくほく。ローストポテトはクセになるおいしさ

ローストポテトは、料理の付け合わせやサイドディッシュにぴったりなひと品。ポイントを押さえて作ると、外側はカリッと中はほくほくにおいしく仕上がります。じゃがいも丸ごとでも切れ目を入れておけば、オイルやバターが染みやすく味も絡みますよ。

オーブンで焼くだけなので、ほったらかしで作れるのもよいところ。小さなじゃがいもや新じゃがが手に入ったら、ぜひじゃがいもを丸ごと使って作ってみてくださいね。

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