発汗を促して体の熱を逃がす

辛いスパイスを食べると汗をかきますが、これは唐辛子に含まれるカプサイシンのはたらきです。カプサイシンは体温を上昇させて発汗を促します。

辛いカレーを食べると食べた直後は体温が上がりますが、その後汗をかくことで熱が放出されるため、体温を下げるのに役立つのです。(※1,8)

免疫力を高める

カレーに含まれる辛み成分のカプサイシンは毛細血管の収縮作用を強くし、血流をスムーズにする作用を持つスパイスです。血流がスムーズになると白血球が活性化して免疫力が高まると言われています。

また、夏野菜を具材として加えることでも免疫力の向上につながり、おすすめです。夏野菜には免疫力を高めるビタミンCやAが豊富だとされます。辛めのカレーに夏野菜をたっぷり使ったものを食べると良いでしょう。(※8,15)

カレーを食べるときの注意点

カレーを食べるときの注意点

  1. 一度に食べ過ぎないよう注意する
  2. 頻度を多くしすぎない
  3. 夜遅い時間は避ける
  4. 胃腸の調子が悪いときに食べない
カレーが夏バテに良いと言っても食べ過ぎたり、頻度が多過ぎるとエネルギーの摂り過ぎになるおそれがあるため、注意しましょう。

また、糖質や脂質も多いため、夜遅い時間に食べると余分なエネルギーが体脂肪として蓄積されやすく、太る原因になります。

なお、夏バテで食欲がないだけでなく、胃腸の調子が悪い場合は脂質が多いものや胃腸に刺激を与えるものを避けたほうが良いです。スパイスの効いたカレーは体調に合わせて摂り入れるようにしましょう。(※16,17,18)

夏バテ対策におすすめカレーレシピ6選

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